Sep 16 2008

三洋機工、ダッソー・システムズのDELMIA Automationを導入

制御コントロールの仮想検証により設備設計プロセスを大幅に効率化

3DとPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューションにおけるワールド・リーダーであるダッソー・システムズ (本社 仏パリNasdaq: DASTY, Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は本日、生産自動化システムのリーディング・プロバイダーである三洋機工株式会社(本社 愛知県北名古屋市、以下、三洋機工)が、DELMIA Automation を導入し、設計構想段階からワークセルまでの仮想検証を制御領域まで拡げ、設計からの一貫したデジタルマニファクチャリングシステムを導入したことを発表しました。

三洋機工は、1991年よりダッソー・システムズのPLMソリューション製品群を利用した全社的なプロジェクトを立上げ、CATIAで設計を行いDELMIAで自動組立ラインや溶接ラインの設計検証を行うなど革新的な製品開発を行ってきました。このたび、さらなる製品品質の向上および設計プロセスの効率化を目指し、DELMIA V5 Automation を導入しました。同ソリューションを活用することで、制御設計部門と機械設計部門が初期段階から情報を共有しながら並行して検証を進めることが可能となり、実際の現場設備を使って生産制御システムの試験・調整を必要としていたものが、事前にバーチャル環境で検証可能になりました。 これにより実設備を使った事前検証での作業がバーチャル環境において前倒しで実施可能となり、現場での試験・調整期間が大幅に削減されます。

三洋機工の常務取締役 堀場 馨太氏は「設計から製造工程のシミュレーションと進めてきた仮想検証の範囲を制御まで拡げることで、本当の意味でのフロントローディングが完成するとともに、設計に関しても新たな付加価値が生まれます。」と述べています。 また、常務執行役員 大島 正歳氏は、「設備稼働時に対策漏れがあった場合、現場で装置の原点復帰をするのは難しいため、仮想環境でデバッグ・トライを繰り返すことで手戻り0を実現したいと思います。」と、今後の抱負をかたっています。

日本デルミアの代表取締役社長であるベルトラン サンマルタンは次のように述べています。「三洋機工様がDELMIA V5 Automationを採用いただいたことで、自動車の組立および溶接ラインにおいて、今後本格的に制御コントロールの仮想検証が進んでいくと思われます。製造業におけるデジタルマニファクチャリングが設計から最終段階である設備コントロールの検証まで包含する、新たな段階にはいったことを意味します。」

DELMIA V5 Automationは、ファクトリーオートメーション分野において設備設計プロセスの効率化とライフサイクル管理を強力にサポートするデルミアの新たなソリューションです。このソリューションでは装置、セルなどの生産設備をバーチャル化し、PLCを接続することでロジックを仮想環境で確認し、システム性能を検証することができます。DELMIA V5 Automationは、制御設計部門と機械設計部門が開発初期段階から情報を共有しながら平行して業務を進めることを可能にし、エンジニアリング・プロセスの最適化を進めます。生産ラインの立ち上げや装置の開発においては、期間短縮とエラーリスクの回避が生産性と利益を左右する決定的な要因となります。DELMIA V5 Automationは、実機テストの前にバーチャル機器でPLCプログラムの変更内容を評価し、実際のPLCを使った事前性能検証を通じて早期にロジックエラーを検出することで、立ち上げ期間の大幅な短縮を可能にします。