Oct 25 2012

ロシアの原子力企業NIAEP、
ダッソー・システムズの
3Dエクスペリエンス・プラットフォームを有効活用

NIAEP とダッソー・システムズ、
原子力発電所の管理に向けた、初の3Dデジタルモデルを作成

2012年10月25日 仏ヴェリジー=ヴィラクブレーおよび露モスクワ発プレスリリース 日本語参考訳 — 3Dエクスペリエンス企業であり、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は本日、ロシア国内外の原子力発電所のエンジニアリング、調達、建設を手掛けるロシアの国営原子力企業大手、ロスアトムの子会社であるNIAEPとの戦略的パートナーシップにおける第一段階の完了を発表しました。

NIAEP が3Dエクスペリエンス・プラットフォームのアプリケーション(CATIA、 ENOVIA および DELMIA)を使い開発した「Multi-D」テクノロジーは、3Dデータをもとに、ビジネスプロセスのシミュレーションを行うと同時に、建設や据え付けプロセスの詳細なモデリングを可能にします。このテクノロジーにより、NIAEPが設計するプラントの建設期間とコストが抑えられる一方、業務効率の改善や、品質と安全の向上がもたらされます。

JSC NIAEPのDirectorであるValery Limarenko氏は次のように述べています。「当社は、ダッソー・システムズの比類ないプラットフォームを基盤に、プロセスエンジニアリング、設計、建設を一体化し、原子力発電所のデジタルモデルに統合するソリューションを開発しました。過去、このような形で設計者、プロセスエンジニア、建設エンジニアの業務をシームレスにまとめたシステムはありませんでした。今回我々は3Dエクスペリエンス・プラットフォームによって、コラボレーションのための統合環境を用意できました。CATIAアプリケーションは、エンジニアリング関連文書の自動作成や、『Multi-D』による建設最適化プロセスのソースとして利用されます。」

NIAEPは、3Dによる原子力発電所の管理モデルを開発した初の企業です。同モデルは、3Dモデルの作成や修正、建設管理、フィールド・エンジニアリング、調達および供給管理、さらには設備の試運転や廃炉といった、総合的な設計管理機能を備えています。NIAEPは、この新しいプラットフォームをVVER-TOI(最適化・情報化標準型軽水炉)規格に準拠した電源装置に基づく原子力発電所の開発で活用しています。

ダッソー・システムズのインダストリーおよびマーケティング担当、エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるモニカ・メンギニ(Monica Menghini)は次のように述べています。「イノベーションを追求する企業が、当社の3Dエクスペリエンス・プラットフォームで事前検証を行い、創造性を発揮されているのを嬉しく思います。NIAEP様による先進的な管理手法は、原子力発電という複雑なエンジニアリング分野においても、ビジネスにおけるエクスペリエンス戦略が重要視されていることを実証する顕著な事例です。原子力発電所建設において世界的リーダーとなる、というNIAEP様の戦略と、当社ならではの業界へのフォーカスが一体となり、ダッソー・システムズの革新的なインダストリー・ソリューション・エクスペリエンス『オプティマイズド・プラント・コンストラクション』の開発へとつながりました。同エクスペリエンスは、エネルギー企業が工期や予算の要件を満たしながら、設備投資の最適化をはかり、運転開始までの期間を短縮し、投資対効果を高められるよう促します。これこそが、ビジネス・エクスペリエンスなのです。」