May 23 2013

小島プレス、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンスで原寸大の車内空間を自社内に再現

大型スクリーン上に運転者目線の車内画像を投影し、内装部品の提案力を強化

2013523日 3Dエクスペリエンス企業であり、3D設計、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)における世界 的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は本日、小島プレス工業株式会社(本社: 愛知県豊田市、以下小島プレス様)が、製品提案力と受注力の強化に向けて、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームを採用したこと を発表しました。

小島プレス様はダッソー・システムズのCATIA、DELMIA、ENOVIAを採用し、最終製品の原寸大イメージを使ったプレゼンテーションをし ながら、お客様の要望に応じてその場でデザイン変更を加えて再提案できるシステムを構築しました。超大型リアプロジェクションシステムを備えたプレゼン テーションルームを自社内に新設し、約200インチのスクリーンに設計用3Dデータに基づく原寸大の車内空間の画像を投影します。実際の車内空間において 同社製部品がどのように見えるかを提案し、お客様と共に細かく確認できます。プレゼンテーションルームには高速処理のコンピュータとグラフィック処理装置 が備え付けられており、変更の要望を受けると、その場で高品位のレンダリングをかけたデザイン案をすぐに投影して検討できます。

たとえば内装品がどういったデザインでどのような車内での使用を想定しているのか、昼夜の光の加減で質感はどう変わって見えるのかなども、3Dデー タに基づく高品質な画像によって、まるで実際に車内にいるかのようなリアルさで見せることができます。さらに「もっと色味を暗く」「ここの曲線をより緩や かに」といった提案がお客様からあった場合も、その場で変更デザインを作成・提示できます。これによって、プレゼンテーションが単なる提案の機会に留まら ず、創造性に満ちたコラボレーティブな対話の場に生まれ変わります。これまでは手書きのスケッチや紙製の試作サンプル、画像編集ソフトウェアを使ったイラ ストレーションなどを駆使してプレゼンテーションを行っていたため、実際の使用環境との間にギャップがあり、また再提案の提出に数日から数週間かかること もありました。新しい環境では、デザインやプレゼンテーションに使用するデータは設計情報に基づいているため、承認後はただちに詳細設計や生産工程用にこ のデータを活用できます。

小島プレス工業株式会社取締役社長の小島洋一郎氏は、次のように語っています。「グローバル化の加速に伴い、当社の競合環境は一段と厳しいものに なっていると認識しています。この競争に勝ち抜く確固たる基盤づくりの一つとして、このたび3Dエクスペリエンスを活用した新しいプレゼンテーション方法 を開発しました。お客様、そしてその先のドライバーの皆様に高い付加価値をご提供できるような提案力を磨いていくことで、少しでも日本の自動車産業に貢献 してまいりたいと願っております」

ダッソー・システムズのインダストリーおよびマーケティング担当、エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるモニカ・メンギニ(Monica Menghini)は次のように述べています。「小島プレス様は、ドライバーや乗客のエクスペリエンスを早い段階からお客様と共有し、エクスペリエンスを 主眼においたモノづくりに取り組まれています。これこそ3Dエクスペリエンスによってモノづくりが一段と高い段階にまで進化していく素晴らしい例だと思い ます」