Nov 04 2004

IBMとダッソー・システムズ、米国パデュー大学と協力し、新しい「PLM Center of Excellence」をサポート

新センター、PLMイノベーションの発展を促進

IBMとダッソー・システムズ(Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は2004年11月4日、米国パデュー大学の新しい「PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)Center of Excellence」をサポートすることを発表しました。同センターでは、PLMの教育と研究、PLMトレーニング教材の開発、およびデモンストレーション設備の提供を行います。

 

同大学ではPLMプログラムを通じて、グリッド環境における設計の最適化、サプライチェーンの安全なコラボレーション、動的な保守のためのナレッジベース・システム、構造的診断および予測、製品の状態管理など、複雑な製品の開発およびライフサイクル管理の問題に取り組んでいきます。

 

同センターでは、航空宇宙産業、製薬産業、消費財産業、製造業、医療産業など、各分野の企業と協力して、事例研究やベスト・プラクティス・プロジェクトの成果を共有しますが、すでに、Boeing、DaimlerChrysler、およびEli Lilly and CompanyとのPLMリサーチ・プロジェクトが始動しています。

 

この新センターによって、次のようなことが可能になります。

 

  • 大学生や大学院生がPLMの導入戦略を実際に経験しながら学ぶことができます。また、業界がビジネス戦略としてのPLMの統合を成功させるためのアプリケーションを利用できます。米国のテクノロジー・スクールの中で最も多くの理学士を輩出しているパデュー大学テクノロジー・スクールの700人以上の学生が、このセンターを年に1回使用できるようになる予定です。

 

  • PLMコンポーネントの調査、研究、実装、および共有が可能なデモンストレーション・センターを利用できます。

 

IBMとダッソー・システムズはこのセンターの設立メンバーとして、ダッソー・システムズが開発するIBM PLMソリューション群(デジタル設計およびエンジニアリングのためのCATIA、製品データとライフサイクルを管理し、意志決定を支援するENOVIA、製品ライフサイクル管理のためのSMARTEAM、ダッソー・システムズのデジタル製造および生産ソリューションであるDELMIAなど)をすべて提供します。

 

IBMはまた、パデュー大学にShared University Research Awardを贈呈して、同センターにxSeriesおよびpSeriesのIBM eServerとIntellistationワークステーションを寄贈しました。これにより、合計で50台の最先端ワークステーション(それぞれがIBMデュアル・フラットパネル・ディスプレイを装備)とサーバー3台がこのPLM環境のサポートに利用されることになります。

 

パデュー大学のassociate vice president for Discovery ResourcesであるGary Bertolineは、「テクノロジー・スクールは、最近PLM関連カリキュラムの教材を完成させた。更に、今年の夏には、テクノロジー・スクールのコースでPLMツールを使用した経験を持つ数人の学生がインターンとして雇用された。」と述べています。

IBM PLM Solutionsのgeneral managerであるScott Hopkinsは、「IBMでは、米国の製造業者の競争力を維持していくために、イノベーションの新たな現実を認識することが必要と考え、パデュー大学を始めとする主要な大学と協力して、若い発明家たちが卒業前に実社会の経験を積めるようにする先進のリサーチ・プロジェクトに取り組んでいる」と述べています。

 

ENOVIAのCEOでありパデュー大学の卒業生であるJoel Lemkeは、「IBMおよびパデュー大学とのパートナーシップは、それぞれの領域における3つのリーダーによるコラボレーションを表している。次世代のPLMソリューションはイノベーションに集中し、またハイレベルなイノベーションを実現するために企業における著しい変化を理解することが将来のリーダーに要求される。我々はともに、デジタル・エンタープライズに向けた我々のビジョンの次なるフェーズへと移行する。PLMのコンセプトによって、新製品が市場に出るまでの時間が短縮されることが約束されるほか、インターネットベースの技術によって、研究開発情報をパートナーと共有したり、物理的な場所にとらわれないコラボレーションが可能となる。」と述べています。

 

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