May 23 2007

中山工業、ダッソー・システムズのPLMソリューションを活用し、構想設計・解析から生産までのプロセスを統合

CATIA 2D レイアウト for 3D デザイン、ENOVIA SmarTeamを活用し、既存資産も有効活用しながら製品開発プロセス改革を実現

報道発表資料 2007年5月23日


日本アイ・ビー・エム株式会社 (本社・東京都港区、社長・大歳卓麻、NYSE:IBM)とダッソー・システムズ(本社:仏パリ、Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、自動車、産業・建設機械に使われる管製品(角管、異形管)の代表的なメーカーである中山工業株式会社(以下、中山工業)がダッソー・システムズのPLMソリューション、CATIA V5およびENOVIA SmarTeamを活用し、同社製品の設計から生産までのプロセス統合を行い、製品開発プロセス改革を実現したことを発表しました。


中山工業では、管製品の設計を従来2D設計で行っていましたが、平成17年に同社の「高効率冷間縮径ロール成形法による高機能管に関する研究」が、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)の助成プロジェクトに採択されたことで、優秀な開発ツールの導入が急務となりました。導入に際しては、さまざまな業界での実績が高く、拡張性を備え、社内のプロセス統合も実現できるという観点よりCATIA V5を採用しました。


CATIA V5をフル活用することで、管製品、成形機、ロールの3事業の垂直同時立ち上げに挑戦し、製品設計、設備設計において構想・基本設計/詳細設計、CAE解析、CAM/製造の全工程を統合、測定器を使用したリバース・エンジニアリングも実現しました。またCATIA 2D レイアウト for 3Dデザイン (LO1)の活用で既存の2Dデータと進行中のデータを有効活用するとともに、ENOVIA SmarTeamの活用で、効率的なデータ蓄積・再利用が短期間で可能になりました。


中山工業株式会社 代表取締役専務である石川剛圭氏は次のように述べています。「CADに求められることは、まず、広く多岐業種にわたり採用されているソフトであること。それと、拡張性。はじめからフルに入っている必要がなく、必要になれば欲しい機能が追加できるものであること。これは開発意欲のあるメーカーであることが必須です。最後に設計から製造、営業に至る社内プロセスの統合・集中。これらの要件を満たすよう、検討に検討を重ねた結果、CATIAの導入を決定しました。何もないところで検討に入り、短期間でこんなすばらしい3Dソフトに出会えたことは本当にラッキーでした。」


日本アイ・ビー・エム株式会社ソフトウェア事業PLM事業部長 土生 稔は、「製品開発に留まらず、社内プロセスの統合においてもPLMソリューションに高いご期待をお寄せいただき大変嬉しく存じます。今後もお客様の事業拡大にPLMが貢献することを期待しています。」と述べています。


ダッソー・システムズのPLM ジャパン ジェネラル・マネジャーであるニコス・カルファカコスは次のように述べています。「中山工業様は、CATIA V5ご導入後、はっきりしたビジョンと計画に基づき短期間でさまざまな効果をあげられています。中堅規模企業様でのご活用事例としては、理想的なかたちのひとつといえるでしょう。」


中山工業では、生産工程の完全自動化を目標に、今後さらにCATIA V5、ENOVIA SmarTeamの活用をすすめ、立ち上げた3事業(管製品、成形機、ロール)において、製品、設備ともに世界規模でのトップ企業となることを目指します。