Feb 24 2011

ロッキード・マーティン社、溶接ロボットソリューション、DELMIA Roboticsをさらに高度なレベルで活用、ダッソー・システムズ ソリューションの適用範囲を拡張

使い易さ、DELMIAとCATIA共通のインターフェース、
ソフトウエアパートナー製品との連携により効率性を大幅に向上

2011年2月24日、米ミシガン州、オーバーンヒルズ発プレスリリース日本語参考訳 – 3Dとプロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は同日、ロッキード・マーティン社が同社のF-35ライトニングII戦闘機の塗装ロボット・システムをダッソー・システムズDELMIA Roboticsへアップグレードすることを発表しました。ロッキード・マーティン社はDELMIA製造シミュレーション・ソリューションを長年にわたり使用していますが、このたびDELMIA Roboticsの活用をさらに強化することで、設計ソフトウエア製品CATIAとデジタル製造ソフトウエア製品DELMIAの共通インターフェースを使うことが可能となり、同社の製造工程における一層の効率化を実現しています。

ロッキード・マーティン社では、ロボットがさまざまな干渉(※)を回避しつつ、全ての塗装部位に到達するかを検証するためにシミュレーションを利用しています。塗装、塗布工程の自動化により、同プロセスにかかっていた時間が大幅に短縮されると同時に、工程管理も改善できます。さらに、作業員を有害な塗装ヒュームから保護できる点も、ロボット活用のメリットとして上げられます。同社は前世代のDELMIA Roboticsシミュレーションを既に活用した経験をもち、その成果に満足していました。

ロッキード・マーティン社のNCプログラマーはすでにCATIAのインターフェースに精通しているため、ロボット・サポート業務への移行もスムーズにこなし、ソフトウエアを使ってプログラミングを実施することができます。

ロッキード・マーティン社は現在2つの自動塗装システムにロボット・シミュレーションを採用しています。うち一つの3台からなる塗装ロボット・システムは航空機の外装塗装専用で、他方2台からなる塗装ロボット・システムは設定によりF-35の様々な構成部品を塗装します。バーチャルなDELMIA環境内でのプログラムの最適化、検証を通じて、塗装現場、ロボット・プログラミングの双方がフレキシブルに扱えるように設計されているため、異なる構成部品の組み合わせを様々なタイミングで塗装できます。

今回、新たに追加されたソフトウエアパートナー(Cenit社)製品との連携によるDELMIA Cenit FASTSURFソリューションの機能拡張により、既存のロボット・プログラムが容易に変更可能となり、工程にかかる時間を大幅に短縮できます。従来のソリューションでは構成部品の設計が変更される度に、膨大な作業のやり直しを必要としましたが、FASTSURFでは、部品の変更はセットアップに新しいパラメータを加えるのと同じぐらいに容易です。さらに、このソリューションで、ロッキード・マーティン社は、航空機が設計要件を確実に満たす上で重要な要素である、塗布の膜厚(まくあつ)をクエリ・オプションを通じて塗装工程中いつでもモニタリングできます。

Cenit社のアカウント・マネージャーであるNiall Cullenは以下のように述べています。「ロッキード・マーティン社様のような先見性のある企業と連携することで、弊社はFASTSURFソリューションの付加価値を実証できました。ロボットオフラインティーチングにおける彼らの豊富な経験は、航空業界で求められる精度を満たした、生産に強いソリューションを構築する上での要でした。」

ダッソー・システムズのDELMIA航空宇宙業界担当エグゼクティブ・アカウント・マネジャーであるSteve Millirenは以下のように述べています。「ロッキード・マーティン社様においては、エンジニアの皆様全員がCATIA、DELMIAの枠組みをこえ、同一のインターフェースで作業することから得られる利点を素早くご理解いただきました。さらに、3Dモデルで確認ができるDELMIA Roboticsシミュレーションは、製造工程に関するコミュニケーションを容易にし、データ変換を不要とする共通の構造を備えているため、データの整合性を向上させます。」

DELMIA Roboticsシミュレーションに加え、ロッキード・マーティン社はダッソー・システムズのVirtual Ergonomics(人間工学解析ソリューション)及びDPM Assembly(組立工程設計ソリューション) を採用しています。

※ロボット同士の衝突、工場内設備その他との干渉などさまざまな干渉が想定される

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