Oct 13 2004

コベルコ建機、油圧ショベル開発にIBMとダッソー・システムズのPLMソリューション群を採用

大手建設機械メーカー、CATIAとSMARTEAMを活用して開発効率および製品品質の向上を実現

仏、パリおよび東京発 2004年10月13日―大手建設機械メーカーのコベルコ建機株式会社(以下、コベルコ建機)は、10月12日‐14日に行われるEuropean CATIA Forumにて、同社におけるIBMとダッソー・システムズ(Nasdaq: DASTY, Euronext Paris: #13065, DSY.PA)のPLMソリューション群を活用した、油圧ショベルの開発効率化および製品品質向上に向けた取り組みについて発表します。

コベルコ建機では、数台の試作機を製作し、様々な検証を実施していますが、CATIA V5によるフル・デジタルモックアップの構築によって、製品全体の可視化が実現し、不具合の大部分をあらかじめ検証することができるようになりました。これにより、製品品質が向上し、さらに試作機の製作段階における設計変更に要する時間が30%短縮、設計上の不具合が50%削減しました。また、CATIA V5とSMARTEAMは、同社の開発資産の共有および再利用を可能とし、作業効率の向上に貢献しています。

今後コベルコ建機では、CATIA V5のナレッジウエア機能を活用した設計の再利用や製造部門や営業部門における3Dデータの活用、SMARTEAMのWeb機能を活かしてグループ企業とのコラボレーションを強化し、更なる効率化を目指します。

コベルコ建機株式会社 開発生産本部 開発部 技術管理グループ長の矢仲 徹太郎氏は、「我々の業界では、年々競合他社との競争が激化しており、高い要求性能を低コストで、かつ短期間に開発する必要がある。CATIA V5とSMARTEAMの導入により、製品全体のモックアップが可能となり、開発状況の可視化が可能となった。これにより、チーム設計の強化が実現できた。これは、CATIA V5、SMARTEAM個々のソリューションによる効果ではなく、両ソリューションの相乗効果によるものだ。」と述べています。

アイ・ビー・エム・アジア・パシフィック・サービス株式会社 PLMソリューションズ アジア・パシフィック ディレクターである竹内 淳一は、「IBMのPLMソリューションは、コベルコ建機様が開発期間短縮を実現され、製品の品質を継続的に向上していくためのお手伝いをさせていただきます。また、お客様が厳しい競争下でリーダーとしてのポジションを維持いただくための重要なソリューションとしてご活用いただくことを希望しております。今後とも、IBMは各産業界において世界最高水準のPLMソリューションとそのメソドロジーをご提供し、製造業の繁栄を支えてまいります。」と述べています。

Dassault Systèmes AsiaのManaging DirectorであるChristian Nardinは、「コベルコ建機様がCATIA V5およびSMARTEAMを導入し、効果を挙げているということは、我々の統合PLMソリューション群の明確なバリューを実証しています。このキーファクターとして、コベルコ建機様において油圧ショベルの設計、パッケージング、オペレーション、そしてエルゴノミクスなどあらゆる局面をコンカレントにシミュレーション、および最適化し、複数の異なる市場要求により迅速に対応するために、エンジニアリング・ナレッジを活用しているという点が挙げられます」と述べています。

###