Feb 23 2011

ジャガー・ランドローバー社とダッソー・システムズ、戦略的パートナーシップに合意・契約締結

PLM2.0の実現に向け、ダッソー・システムズのプラットフォーム、
バージョン6(V6)を導入

仏ベリジー2011年2月23日発、プレスリリース日本語参考訳 — 3Dとプロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、同日、ジャガー・ランドローバー社との今後の協力体制を正式に定めた、戦略的パートナーシップ契約の締結完了を発表しました。
ダッソー・システムズ社長兼CEOであるベルナール・シャーレスとランド・ローバー社CEO であるラルフ・スペッツ博士の署名により締結されたこのたびの契約は、高度な デジタル3Dシミュレーションおよび開発ツールを活用し、ジャガー・ランドローバーの製品開発プロセスの改革を図るものです。今後、両社は業界をリードしうる製品を開発するためのソリューションを共同開発していきます。
ジャガー・ランドローバー社は、PLM2.0(※)の実現に向けダッソー・システムズのV6ソリューションを導入します。つまり今回の導入により、同社の全車両開発プロセス全体において、業務効率の向上および複雑性の低減を目指し、イノベーションの強化・開発能力の向上を実現していきます。
ダッソー・システムズは、ジャガー・ランドローバー社自身によるPMTI (Process, Method, Tools, Information) 環境での徹底分析を含めた18か月にわたる検証の後、同社のPLM領域における優良パートナーに選定されました。
ダッソー・システムズとジャガー・ランドローバー社の開発エンジニアは、既存システムのプログラムへの対応に加え、新世代のプレミアム・カー(高級車)を開発するのに必要とされる、シンプルかつ専門性の高いソリューションを共同で開発していきます。ジャガー・ランドローバー社は、これまで細分化されていたプロセスの共通化・統合を行い、改革をすることで、効率を劇的に改善させると同時に、同様の利益を確保しつつもコストダウンにつながるという二つのメリットを得ることができます。
ジャガー・ランドローバー社は、PLM 2.0の実現に向け、ダッソー・システムズの業界をリードする製品ブランド群、ENOVIA, CATIA, DELMIA, SIMULIA, 3DVIAを含むV6ソリューションを全面的に活用していきます。
このたびの提携について、ダッソー・システムズの社長兼CEOであるベルナール・シャーレスは次のように述べています。「今回の戦略的パートナーシップ契約の締結は、コラボレーションがもたらすイノベーションの力を加速させ、スマートカー開発に向けてその力が示されることになるでしょう。エレクトロニクスや組込みソフトウエアがこれまでのPLMの領域に統合されていくということが、バーチャルな製品体験、ドライブ体験にとって非常に重要な差別化要因になってきています。V6 ソリューションで実現するPLM 2.0だけが、さまざまなツールの単一環境での使用を可能にし、迅速なROI向上を伴うLifelike PLM(実環境のような仮想体験を活用してのPLM)への飛躍を実現するものと思います。」
前出のランド・ローバー社CEO、ラルフ・スペッツ博士も次のようにコメントしています。「このたびの提携は、弊社にとって、技術、事業の両面でプラスになることが期待されています。車両開発と生産の効率化に必要なプロセスとツールをダッソー・システムズに提供していただき、あらゆる観点からお客様の期待を超える最高級の品質を提供してきたいと考えています。」
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 ※PLM2.0とは、Web2.0同様、従来のPLMの枠組みを超えたコンセプトであり、ダッソー・システムズは2008年から同コンセプトを提唱しています。ダッソー・システムズのV6ソリューションが実現するPLM2.0では、誰もが理解しやすい3Dという共通言語を介して、インターネット上にあるオンラインコミュニティーからの集合知をプロダクト・ライフサイクル・マネージメントに取り入れることを可能にします。これにより、製品開発の初期段階からあらゆるフェーズでの消費者コミュニティの集合知を活用することになり、消費者が真に望む機能/特長を備えた製品の開発・製造へと繋がり、それらの市場への供給を実現します。また、PLM2.0では、消費者だけでなくさまざまな専門性を持つコミュニティとのコラボレーションから生まれるアイデアを取り入れることも可能にするため、さらなるイノベーションの推進へと繋がります。