Apr 27 2011

ダッソー・システムズ、Enginuity PLM社を買収 画期的な処方設計によるコスト低減およびリードタイム短縮を支援

化粧品やパッケージ製品(CPG)、ライフ・サイエンスをはじめとする処方製品の製造業界向けにPLMオファリングを拡大

2011年4月27日 仏ベリジー/米コネクティカット州ミルフォード発 プレスリリース 日本語参考訳 – 3Dとプロダクト・ライフサイクル・マネージメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は同日、処方製品のPLM領域において業界最高クラスのソリューションを提供しているEnginuity PLM社を買収したことを発表しました。(取引額は非公開)

今回のEnginuity社買収により、ENOVIA V6 プラットフォームを基盤にしたコラボレーティブ ビジネスプロセス ソリューションを幅広く取り揃えるダッソー・システムズの製品ラインナップは、さらに拡充されていきます。特に製薬、パーソナルケア、化粧品、食品、清涼飲料、香水・芳香剤など、処方製品の製造を中心とした業界では、ENOVIA V6を単一のグローバルPLMプラットフォームとして導入することにより、革新的な製品作りと新製品の市場投入の加速を実現できます。つまり、複雑な規制要件への適合・遵守、調合法、パッケージング、顧客情報など様々な知的資産(IP)のより効果的な管理と活用が可能になります。  

ダッソー・システムズのENOVIAブランドCEOであるミシェル・テリエ(Michel Tellier)は次のように述べています。 「多くの製品に対して、国際社会の目が日ごとに厳しくなる中で、製品開発を加速させると同時に、開発プロセスにおいて発生しうるミスや莫大な損失に繋がるリコールを回避することは、極めて重要になっています。ダッソー・システムズが処方製品の製造業界にご提供できるサービスや価値、PLMソリューションが、このたび、Enginuity社をDSグループに迎えることで飛躍的に拡充すると確信しています。また、今回の買収を通じて、ダッソー・システムズは弊社の基幹となるテクノロジーを活用した製品群を、製品加工、パッケージング、ラベリングなどのあらゆるプロセス業界のニーズに対応できる総合的なラインナップへと展開していきます。」

処方製品の製造業においてPLM導入検討の際には、新しい調合法の開発や製品化のプロセスを劇的に加速させるために必要な処方情報、法規制の改正情報、ラベル表示情報やコンプライアンス情報を迅速に処理する機能が求められます。一方、これまでは汎用的なエンタープライズPLMソリューション、もしくは、これらの高度な業界特有の機能を備えていても社内の他の重要なビジネス・プロセスとの統合が難しい製品に投資するという選択肢しかありませんでした。Enginuity社は、製品開発担当者が新製品を考案する際、処方設計に必要なあらゆる製品情報をリアルタイムに取得できる直観的なデジタル作業環境を提供します。これにより、別のシステムにデータをドキュメントとして出力するという時間のかかる作業を省くことができます。また、同ソリューションを活用し環境構築を進めれば、研究開発(R&D)組織全体が、製品開発のこれまでの経緯から最新の進捗状況まで、正確な情報を必要な時に確実に入手することができます。そのため、過去のエラーを繰り返すことなく、成功事例を参考にしながら、社内の知的財産を最大限に活用できるようになります。

Enginuity社の創設者でCEOを務めるジョン・ソッテリー(John Sottery)博士は、次のようにコメントしています。「過去18年間、我々は、規模・業績ともに世界のトップクラスに入る処方製品の製造業、大手企業各社が直面していた課題の解決に共に取り組んできました。日増しに複雑化する世界の規制環境に絶えず適応しながらイノベーションを加速させ、新製品を市場に投入するまでのリードタイムを短縮できるか、という極めて両立が難しい課題です。今回、当社が持つ業界最高クラスの処方製品の製造業界向けPLMソリューションおよび広範な業界専門知識を、ダッソー・システムズのENOVIA V6 PLMプラットフォームに組み込むことにより、処方製品の開発・製造および市場投入方法に大きな変革をもたらすことができると信じています。」