Oct 13 2004

ダッソー・システムズ、3D XML for PLM を発表

次世代のオープン・フォーマット、精度の高い3Dデータ共有を容易に低価格で実現

ダッソー・システムズ(Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は 2004年10月13日、3D XML (Extensible Markup Language) for PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)を発表しました。3D XML for PLMは、精度の高い生の3Dデータを素早く、簡単に軽量データとして取り扱い、共有することが可能なユニバーサルなXMLベースのフォーマットです。

3D XMLは、既存のフォーマットと比べて最大90%軽量化するなど、膨大かつ複雑なデータを圧縮します。業界リーダーとの共同開発により、迅速なファイル転送とロード時間の短縮を実現、その際も、ファイル交換後のジオメトリーは正確に保持されます。3D XMLを活用することで、ユーザーはオフィス・アプリケーションやeメールのようなアプリケーションにファイルをドラッグ&ドロップし、一般的なアプリケーション上で3Dデータを再利用することが可能になります。この新しいフォーマットは、3D情報関連のコラボレーションを飛躍的に向上します。

トヨタ自動車株式会社の常務役員である天野吉和氏は、「我々はこの技術を強く支持している。このフォーマットにより3Dファイル交換におけるスピードと正確さがもたらされ、サプライヤー、パートナーそして顧客企業とのコラボレーションが促進される。」と述べています。

ダッソー・システムズのCEOであるベルナール・シャーレスは、「ダッソー・システムズの3D PLMアプリケーションへのXMLの採用は、オープンスタンダードに対する我々の貢献の基礎となるものであり、お客様や業界、そしてITコミュニティとの将来的な提携により支援していく。我々のゴールは、インテグレーションコストの削減と3D PLMの価値を解き放つことだ。」と述べています。

既存のフォーマットとは異なり、3D XMLは標準XMLに完全に準拠しています。従って、どんなソフトウエア・プログラムも標準ツールを使用して、3D XMLコンテンツの読み書き、および活用範囲を広げることが出来るようになります。この機能は、他のソフトウエア・ベンダーによる広範囲な適用を促進し、既存の3Dフォーマットからのファイル変換コストを削減します。

3D XMLによって、複雑な3Dグラフィックの利用は、もはや技術部門に限られたものではなくなります。こうしたグラフィックは、技術文書、保守マニュアル、マーケティング・パンフレット、ウェブサイト、eメールでのやりとりや、その他の日常業務に簡単に取り込むことが可能となります。この3D情報の再利用により、3Dユーザーの間口を大幅に広げていきます。

3D XMLは、ラティス・テクノロジーのXVLソリューションと経験を活用し、さらに拡張していきます。これは本年7月に発表した同社とのパートナーシップに基づくものです。ラティス・テクノロジーが誇る、膨大なデータを正確に圧縮するXVL技術と、ダッソー・システムズの類まれな数学的能力と多岐にわたる汎用性の高いコラボレーティブ・ソリューション群とが結びつき、生の3Dデータのやりとりを可能にする比類ないフォーマットの強みを生み出しています。

ダッソー・システムズは、コラボレーティブかつオープンなPLMのための3Dフォーマットを、9月28日に発表したV5R14 (Version5 Release14)によって、お客様へとご案内してまいります。ダッソー・システムズは、この3D XMLフォーマットを、CATIA、DELMIA、ENOVIA、SMARTEAM、SolidworksおよびSpatialの、すべての製品群に組み込んでいます。そしてまた、今後発表するすべてのソリューションにおいても同様に組み込まれる予定です。

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