Jul 28 2011

ダッソー・システムズ、バージョン6リリース2012を発表

新たなレベルのオープン性とライフライク・エクスペリエンスを提供

仏ベリジー2011年6月29日発プレスリリース 日本語参考訳 — 3Dとプロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は同日、 バージョン6プラットフォームのリリース2012(V6R2012)の提供開始を発表しました。今回の新リリースは、ダッソー・システムズが既存のお客様だけでなく、より多くのユーザーの皆様にオープンな協業のためのプラットフォームを広く提供しようと重点的に取り組んできた成果の一つです。本リリースでは、没入型環境で小売店を体感できるソリューションやグローバルな生産システムのプラン二ング用ソリューションなど、デジタル・データの資産価値をさらに高められる新機能や拡張機能が幅広く取り入れられています。

ダッソー・システムズ は、既存のお客様や新規にダッソー・システムズ製品の導入を検討されているユーザーの皆様の間で、様々な実装環境が存在している事実を踏まえ、ENOVIA バージョン6の没入型データ管理機能を今回、CATIA V5やSolidWorksといった自社製品だけでなく、Pro/ENGINEER、Inventor、NX、SolidEdgeやAdobe Creative Suiteといった他社のソリューションとも互換性を持たせるようにしました。この機能拡張は、昨年発表したCATIA V5、CATIA バージョン6、SolidWorksのモデルで構成するハイブリッドな(混合型の)製品構造を補完し、各種製品との共存およびバージョン6への移行をより容易にします。  

リリース2012では、XMLスキーマやWeb サービスをベースに、バージョン6とその他のPDMシステムとの相互運用を可能にする 新しいソリューションも導入され、STEP や CATIA V5のフォーマットで正確なジオメトリ情報が付いた 3D設計の製品構造データを双方向に交換できるようになりました。また、バージョン6とERPソリューション間の統合も強化され、製品、プロセスやリソース・データの交換が一層容易になっています。

さらに、CATIA V6R2012では、特にシステム・エンジニアリング分野で多くの機能が強化されています。その一つが、要件、機能、論理設計、物理設計(RFLP)の各領域の製品定義を統合する複合型製品開発手法の導入です。また、CATIA Systems のポートフォリオには、Simulinkなど業界で多く使われているシステム制御モジュールのベンダーが提供する製品との互換性や、RFLPの全領域をCATIA内で定義し、トレーサビリティを取ることのできる機能も含まれています。

ジャガー・ランドローバー社のPLMプログラム・リードを務めるジョン・ナイト・グレグソン(John Knight-Gregson)氏は、次のように述べています。「イノベーションを実現するための鍵を握るポイントの一つは、社内のコラボレーションと共に、社外のバリューチェーンとのコラボレーションも促進することです。ジャガー・ランドローバーは、ダッソー・システムズが提供するバージョン6 のPLMソリューションを使って、グローバルな当社の組織を再び3Dモデルに集結させ、これを当社の主要なコラボレーションとコミュニケーションの要にすることを計画しています。ダッソー・システムズのバージョン6ソリューションを、当社のあらゆる製品製造領域を網羅するオープンなイノベーションの共通バックボーンとして実装することにより、ジャガー・ランドローバーは、 効率性を大幅に高め、自動車業界をこれまでリードしてきた当社の優れたデザイン性をさらにもう一段向上させることができると確信しています。」

最近では、ジャガー・ランドローバー社のほかに、BMW、パーカー・エアロスペースやベネトンといった世界的企業が、ダッソー・システムズのバージョン6 PLMソリューションを導入したことを発表しています。

ダッソー・システムズの製品・R&D 担当上級取締役副社長であるドミニク・フローラック(Dominique Florack)は次のようにコメントしています。「この30年、弊社はPLMをオープンで一元化された協業のためのプラットフォームとしてお客様に提供する方向で邁進してきました。一般に公開されている何千ものAPIから、バージョン6やその他のPDM、CADやエンタープライズ・システムに至るまで、すべてをオープンに活用できるバージョン6の相互運用プラットフォームは、どのようなお客様の実装環境にも適応できるように設計されています。」

V6R2012には没入型環境で小売店を体感できるソリューションやグローバルな生産システムのプラン二ング用ソリューションなど、デジタル・データの資産価値をさらに高められる新しいソリューションが幅広く取り入れられています。

3DVIA Shopperは小売業やブランド・マーチャンダイジング(MD)分野のユーザーにすぐにご利用いただける新しいビジネス・ソリューションです。小売店のレイアウトのシミュレーションを没入型3D仮想環境で実体験のような仮想体験を実現できる3DVIA Shopperをご利用いただけば、MDや小売業のユーザーは、店内レイアウ トを簡単に視覚化し、商品の棚割や陳列位置の比較などを通じて、より詳細に評価できるようになるだけではなく、消費者のショッピング行動を分析し、消費者の購買意欲をどのように刺激すれば、最大の売上に結び付くかを見極めることが容易に可能になります。

V6R2012に新規に導入されたDELMIA Global Production System Planningは、物理的サプライチェーン全般の製造機能をすべてデジタル化するための、単一のデータ・リポジトリを提供し、グローバルな製造オペレーション・ネットワーク内の工場間の連携や調整を図ることができます。このソリューションを採用した企業は、グローバルに展開している生産システムのパフォーマンスを最適化し、生産計画の一貫性と一元化した生産プロセスへの適合性を確実に維持・管理し、社内のあらゆるレベルで下される製造関連の意思決定の精度を高めることができるようになります。