Nov 25 2008

ダッソー・システムズ、V6R2009xを発表

本運用で実証されたコラボレーティブ・プラットフォームおよび新たな業界向けのソリューションを提供

仏パリ発

参考日本語訳

 

3DとPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューションにおけるワールド・リーダーであるダッソー・システムズ(本社:仏パリ、Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、当社の新しいプラットフォームの最新リリースとなる「V6R2009x」を発表しました。Release 2009xは、V6ポートフォリオと、その本運用で実証されたオンライン上のコラボレーティブ・プラットフォームの展開をさらに確固たるものとしています。本リリースでは、“PLM 2.0 – PLM Online for All(あらゆる人がオンラインで利用できるPLM)”をさらに具現化しています。

ダッソー・システムズのProducts、R&D担当Senior Executive Vice PresidentであるDominique Florackは次のように述べています。「3DVIA.comのようなオンライン・コミュニティの活用から、要求仕様(Requirement)、機能(Functional)、論理構成(Logical)、物理形状(Physical)の統合に至るまで、V6プラットフォームはプロダクト・ライフサイクルのあらゆる参加者の集合知をつなぎ、知的資産を最大化します。V6R2009xの主要な機能としては、環境やFDA (米国食品医薬品局) 規制に対応するコンプライアンス機能や製品ユニットごとの有効条件の管理のための新しいBOMコンフィギュレーション・ソリューションなどがあげられます。」

Release 2009xでは、消費財やハイテク、産業機械、ライフサイエンス、自動車そして航空宇宙業界のお客様向けに、各業界に特化した重要なソリューションを提供します。建築業界のSkanska、パッケージ製品業界のプロクター・アンド・ギャンブル、ハイテク分野の株式会社ニコン、アパレルのPacific Brands、産業機械分野のHoffman Enclosures および Schuler、自動車業界のJohnson Controls および Novero、航空宇宙業界のPiaggio Aero Industries等、数多くのお客様にV6のもたらす可能性を既に体験いただいています。

株式会社ニコン 映像カンパニー デザイン部 プロダクトデザイン課 主幹研究員である茂呂 健 氏は次のように述べています。「イノベーションはコラボレーションの結果であり、CATIA V6はこの考えをしっかりと具現化しているように思います。CATIA V6の評価プロジェクトを通じて、CATIA V6はコラボレーションとイノベーションがもたらす価値を同社のオンライン設計ソリューションの中核に据えていることがわかりました。世界規模での協業を通じたイノベーションは今日の市場における推進力であり、当社が進めているグローバルなデザイン戦略にも大きく寄与してくれることを期待しています。」

V6の前回のリリースと同様、Release 2009xはお客様がすでにお持ちのPLM資産の価値を高めることも目的としています。ダッソー・システムズは、当社及び他社のアプリケーションを併用されているお客様のほか、様々な状況に対して、今後も移行シナリオを開発し提供していきます。V4およびV5とV6間のコラボレーティブな設計シナリオをサポートし、OEMとそのサプライチェーンが段階的にV6を採用できるようにします。さらにダッソー・システムズは、最近発表したV5R19など、ご好評いただいているV5のソリューション群についても、追加リリースの提供を計画しています。V5R19の機能強化の内容はV6R2009xと同期化されており、V6R2009xでも利用可能です。

■V6R2009xで新たに強化された機能

ライフライク・エクスペリエンス-3DVIA V6アプリケーションは、オンライン上で非常にリアルな、「ライフライク」な体験を提供することを目的としています。その結果新しいユーザー層が、新しい方法で3Dコンテンツを使い、想像、交流、連携することが可能になります。V6R2009xと3DVIA Composerにより、顧客サービスやテクニカル・トレーニング、保守業務の分野における新たなユーザー・コミュニティが、企業の戦略的な投資であるPLMを活用し、情報を再利用しながら、あらゆる種類の製品について、3Dを組み込んだわかりやすい文書の作成を可能にします。これには現在、注記・公差情報(FT&A)も含まれ、リバース・エンジニアリングを必要とすることなく、すべてV6ソリューションから直接アクセスできます。

コラボレーティブ・イノベーション-ENOVIA V6は、すべての製品ライフサイクルを管理するためのオープンなオンラインのコラボレーティブ環境を、単一の知的資産(IP)管理のためのプラットフォーム上で提供します。製品に関連するあらゆるナレッジが、それらが存在する場所を問わず、結びつけられます。V6R2009xは、航空宇宙関連メーカーの製品ユニットの有効条件をサポートする新しいコンフィギュレーション管理ソリューションを提供すると共に、パッケージ製品や小売、フットウエア、アパレル、ライフサイエンス業界、そしてREACHやRoHS指令、FDAの規制へのコンプライアンスに関連する業界向けに、ENOVIAの新しいソリューション群を盛り込んでいます。

バーチャル設計-CATIA V6は、形状設計、機械や機器のエンジニアリング、さらには製品の要求仕様(Requirement)、機能(Functional)、論理構成(Logical)、物理形状(Physical)の定義を統合するシステム・エンジニアリングを含む、次世代のコラボレーティブなバーチャル設計の全領域をカバーします。V6R2009xで新しく強化された機能は、3Dデジタル・モックアップ内の高度なシステム・シミュレーション、意図した設計変更を取得し、オフラインの協力会社に送信する「場所と時間を問わない設計」機能、また最適化設計や複合材ではない構造パーツとの結合のための「グリッド」や「ソリッド」複合材設計のアプローチが含まれています。

リアリスティック・シミュレーション-SIMULIA V6は、全ての業界に対し設計者から解析専任者まで、十分な情報とパフォーマンスに基づいた意思決定を行うためのライフライク・シミュレーションや、バーチャルな製品動作テストを実施できるユニークな協業環境を提供します。本領域におけるV6R2009xの主な機能強化の一つは、CATIAで作成した複合材料の積層情報を用い、動荷重で製品設計の構造的な挙動をシミュレーションし、座屈や破壊を予測する機能です。
 
デジタル製造と生産-V6の知的資産管理のための単一プラットフォームによって強化されたDELMIA V6は、製造の知的資産の創造と共有、そしてバーチャルな生産システムの最適化と実行のためのコラボレーティブでライフライクなデジタル製造環境を提供します。V6R2009xは、設計と製造の間、さらにはOEMとそのサプライヤー間のよりスムーズなコラボレーションのために完全統合された自動車のボディ・イン・ホワイトの溶接打点の管理ソリューションや、DELMIA V6のNC加工ポートフォリオを拡張するバーチャルなNC加工シミュレーション機能、またロボット・ワークセル及び関連のモーション・パスの定義機能を提供します。

R2009x の詳細については次のサイトをご覧ください:www.3ds.com(英語)

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