Nov 22 2011

Dassault Systèmes Introduces Unique 3D Sketching Experience

東京 — 2011年9月12日 — 株式会社SIM-Drive(本社: 神奈川県川崎市、代表取締役社長: 清水 浩、以下、「SIM-Drive」)とダッソー・システムズ株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 末次 朝彦、以下、ダッソー・システムズ)は、本日、SIM-Driveが開発を進めている電気自動車の先行開発車事業において、長期提携契約を締結したことを発表しました。

今回の提携により、SIM-Driveは「環境に優しい自動車の開発・提供を通じて、子供と家族の生きていく未来の世界を良くする」というビジョンの実現に向けて、ダッソー・システムズが提供する持続可能な技術革新を実現するバージョン6を活用、電気自動車の先行開発車事業を推進します。ダッソー・システムズは技術面からSIM-Driveの電気自動車の開発事業を長期的に支援します。

SIM-Driveは2009年8月、同社代表取締役社長の清水 浩が過去30年にわたって培ってきた電気自動車技術をオープンソース手法により、世界に広く、早く普及させることを目的として設立されました。同社は電気自動車の最終製品を生産販売するのではなく、インホイールモーター技術とコンポーネントビルトイン式フレーム技術の組み合わせ技術の普及を目的としています。電気自動車の普及を軸に環境負荷の低い交通インフラの確立を目指しており、現在推進している、先行開発車事業第2号では2012年2月の試作車完成、2014年頃の大量生産開始を目指しています。

今回、SIM-Driveが活用するバージョン6は、コラボレーティブな設計環境を提供します。そのため、SIM-Drive先行開発車事業に参加する各協力企業の担当者は、遠隔地にいながらにして、データへのアクセスや、開発への参加、進捗状況の確認が可能となります。さらに、開発者同士で設計図面を見ながらのコミュニケーションを図れるため、より迅速、かつ効率的に開発事業を進めることができます。

ダッソー・システムズのバージョン6には、世界の自動車業界における3D CADソフトウエアのデファクト スタンダードであるCATIAが含まれます。インダストリアル・デザインや設計から、機構、設備、システム・エンジニアリングなどの領域に至るまで、製品を定義するあらゆる分野で高品質のモデリングおよびシミュレーション技術を提供します。また、設計プロセス段階で高度なリアリステックシミュレーションにより製品性能を検証するSIMULIAのソリューションと組み合わせることで、製品の設計期間の短縮、コスト削減を可能にします。

当該プロジェクトの協力企業間で共有される知的財産は、ダッソー・システムズのENOVIA上で一元的に管理されます。どこからでも安全に単一のデータにアクセスし、アイデアを効率的に共有しながら開発事業を進めることが可能になります。その後、これらの製品設計データをベースに、生産システムを3Dで検証、最適化するデジタル・マニュファクチャリング・ソフトウエアのDELMIAを活用することで、工場での組み立て工程を効率的に決定し、早期に量産体制を整えることが可能になります。

株式会社SIM-Driveの代表取締役社長、清水 浩は次のように述べています。「私どもが行っている先行開発車事業では、参加企業様との設計データを介したコミュニケーションが極めて重要です。ダッソー・システムズのバーション6はこうした目的に欠くことのできないツールです。今後、バージョン6を使って多くの技術成果を生み、参加企業の皆様との緊密なコミュニケーションを図ることができるようになることを期待しています。さらに、2013年3月の完成を目指し、来年2月に先行開発車事業第3号を立ち上げる計画です。バージョン6は先行開発車事業第2号に続いて、第3号プロジェクトでもその重要性をますます高め、開発事業に貢献してくれるものと期待しています。」

ダッソー・システムズの代表取締役社長、末次 朝彦は次のように述べています。「この度、電気自動車の開発において素晴らしいビジョンを持つSIM-Drive様と長期的なパートナーシップを結ぶことができ、非常にうれしく思います。ダッソー・システムズでは、3次元によるライフライク・エクスペリエンスを通じて、企業や組織における持続可能な技術革新をサポートしており、SIM-Drive様が取り組んでいる電気自動車開発事業、およびその開発形態は、当社が目指すものとまさに合致しており、SIM-Drive様のビジョンが早期に達成できるように支援していきたいと考えています。」