Sep 15 2010

九州大学応用力学研究所、風レンズ風車の研究開発にダッソー・システムズのPLMソリューションを活用

CATIA活用によりブレード形状作成を大幅に効率化精巧なモデル作成により精度の高い解析が可能に

ダッソー・システムズSWYMカンファレンス – 仏VÉLIZY-VILLACOUBLAY発 2010年9月15日付発表のニュースリリース日本語参考訳

九州大学応用力学研究所、風レンズ風車の研究開発にダッソー・システムズのPLMソリューションを活用CATIA活用によりブレード形状作成を大幅に効率化精巧なモデル作成により精度の高い解析が可能に3DとPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)ソリューションにおけるワールド・リーダーであるダッソー・システムズ (本社:仏ベリジー、Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、九州大学応用力学研究所風工学研究室(以下、九大応力研)様が、風レンズ風車の設計にダッソー・システムズのPLMソリューション、CATIAを活用し、研究開発に役立てていることを発表しました。

風力発電システムは、地球温暖化の原因であるCO2を排出しないクリーンなエネルギー源の一つとして普及が進んでいますが、日本の風はヨーロッパなどと比べると風速が弱く、さらに風向も頻繁に変わるという特徴を持っており、従来のシステムでは安定した発電量を得ることが難しいのが現状です。そのため、九大応力研では、弱い風でも高出力が見込める風力発電システム「つば付きディフューザ風車」、通称「風レンズ風車」の研究開発に取り組んでいます。

九大応力研では、風洞実験、CFD(数値流体力学)解析の両方を通じて得られた知見を基にして、より高出力を有する風レンズ風車翼の設計開発および性能評価を行っていますが、従来の設計ソフトでは、ブレード形状の作成にかなりの工数を要していました。CATIAの活用により、3 日以上かかっていた形状作成の工数が半日に削減されました。また、解析用モデルの形状変更をして数値計算を行うというプロセスにかかっていた時間も、従来に比べ大幅に短縮されました。

九州大学 応用力学研究所の内田孝紀助教は次のように述べています。「CATIAサーフェス機能により、より厳密な実機形状を作成して数値計算ができるようになり、より精度の高い解析結果が得られるようになりました。CATIAの導入にあたっては、企業での豊富な導入実績による将来性を評価しました。」

ダッソー・システムズ株式会社代表取締役社長である末次朝彦は、次のように述べています。「環境にやさしいエネルギー源の創出に向けた風レンズ風車の開発に、CATIAをご採用いただき光栄です。ダッソー・システムズのPLMソリューションが、次世代を担う研究者の育成および環境に配慮した新しいものづくりに役立てていただけるよう今後も尽力してまいります。」

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