Jun 05 2009

ダッソー・システムズ、2010年上海万博にて史上初の「万博オンライン」の実現をサポート

3DVIAでのライフライク・エクスペリエンス、オンライン・インタラクション、
世界規模のコラボレーション・プラットフォームを提供し、
3次元の仮想空間に常設の上海万博を実現


中国上海発2009年6月5日付発表のプレスリリース参考日本語訳

3DとPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューションにおけるワールド・リーダーであるダッソー・システムズ(本社:仏ベリジー、Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は本日、158年の万国博覧会史上初となる「万博オンライン」の実現に向け、上海世博会事務協調局がダッソー・システムズの3DVIAを採用したことを発表しました。3DVIAの3Dバーチャル・テクノロジーにより、万国博覧会オンライン(World Expo Shanghai Online)には誰もがいつでもアクセスでき、3Dでのライフライク・エクスペリエンス(実体験に近い仮想体験)、リアルタイムの交流、世界規模のプラットフォームが提供され、誰もがオンラインで万博に参加することができます。

万博オンラインは、Web3Dや各種マルチメディア技術と連動してダッソー・システムズの3DVIAを活用し、敷地面積5.28平方キロメートルの2010年上海万博公園および数百におよぶパビリオンを、3Dでバーチャルに構築します。観客は万博会場全体の生き生きとした雰囲気を体感しながら、クリックやドラッグなどのマウス操作だけでパビリオンからパビリオンへと自由に動き回ることができます。仮想空間上の観客は3Dを活用した様々な交流活動に参加でき、実際に万博で開催されるイベントをオンライン中継でいつでも視聴できます。また、万博オンラインでは、「未来都市(City of Future)」を創造する予定で、これはオンライン・ゲームのコンセプトや手法を活用して世界各地からの観客の創造力を合わせて、調和のとれた未来都市を共同で建設するものです。

1億人以上の閲覧者数が見込まれる上海万博オンラインにより、2010年の上海万博は世界中からの参加が見込まれ、これまでで最も重要な万博となるでしょう。上海万博オンラインは、実際の万博が終了した後も永久保存され、次世代のために常設のバーチャル展示を継続します。

Expo Website Management Officeの Chief Operation Officer 兼 Expo Communication & Promotion Dept. のDeputy Director であるWang Liping氏は、次のように述べています。「上海万博オンラインは革新的な創造です。実際の万博の単なるコピーではなく、万博を紹介するチャネルのひとつであり、また万博を補完し、広げるものです。3Dによるライフライク・エクスペリエンスのテクノロジーを通じて、万博を包括的に紹介することができます。2010年の万博主催者として、我々は革新の精神を持ち、それを世界の隅々まで広げていく責任を担っています。ダッソー・システムズの3Dを使ったライフライク・エクスペリエンスのテクノロジーと連動し、Web 2.0時代のインターネットによってもたらされる多様性、インタラクティブ性、広範な普及力のおかげで、万博オンラインは、より多くの人がこの特別な文明のイベントに参加し、そこからの恩恵を受けることを可能にします。また上海万博の価値ある文化遺産は、バーチャルな世界で永久に保存されます。」

ダッソー・システムズの社長兼最高経営責任者であるベルナール・シャーレスは、次のように述べています。「世界初の万博オンラインの実現に携わることができ、光栄に思います。1世紀以上にわたり、万博は、夢を追求する人々、イノベーションを実現する人々の素晴らしい創造物やアイデアを発表するプラットフォームを提供し、文明の新しい扉を開いてきました。ダッソー・システムズは地球市民として、誰もが自由に発想できるプラットフォームの構築に注力してきました。高度な3Dライフライク・テクノロジーとオンライン・コミュニティからの集合知により、我々はバーチャルな世界の夢を、リアルな世界へとつなぎ、より良い世界の創造に貢献していきたいと思います。」

万博オンラインでバーチャルな参加や検索を可能にする3DVIA Virtoolsのテクノロジーは、製品の体験、都市計画、店舗でのショッピング体験、シミュレーションによるトレーニング、広告、インターネット・マーケティングなどの様々な場面で広く活用されています。実際に、3Dライフライク・エクスペリエンスのテクノロジーは、すでに航空宇宙、自動車、建設、CPG(一般消費財)、アパレルをはじめとする様々な業界で、幅広く活用されています。実際の生産を行う前にバーチャルな世界で正確な製品の設計、解析、製造を行うことで、材料の無駄やエネルギー消費を大幅に削減し、コストの低減や開発時間の短縮を実現します。2008年の北京オリンピック・スタジアムとなった「鳥の巣」や、世界で最も高層な上海環球金融中心(上海ワールド・フィナンシャル・センター)は、いずれもダッソー・システムズの3Dをベースとするテクノロジーとシミュレーション・ソリューションによって建設されたものです。

万博オンラインのドメイン名は、右記のとおりです。http://www.expo.cn/ (中国語・英語)
ベータ版は2009年中の稼働を予定、本格稼働は2010年5月1日を予定しています。世界中から200以上の公式参加、中国国内からは自治体や企業など31以上の団体が上海万博オンラインへの参加を予定しています。

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