Feb 21 2007

ダッソー・システムズ、かつてない半導体設計コラボレーションを実現

ENOVIA MatrixOne Synchronicity DesignSync 5.0 と新たな半導体アクセラレータで半導体設計チェーンを統合・合理化し、市場投入期間を短縮

米マサチューセッツ州ウェストフォード発 2007 年2 月20 日付発表のプレスリリース参考日本語訳

ダッソー・システムズ(本社 仏パリNasdaq: DASTY, Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は本日、半導体事業の業績向上を支援する新しい3 つのソリューションを発表し、半導体業界向けPLM ベンダーとしてのリーダーシップをさらに拡大しました。半導体企業上位15 社中13 社を含む120 以上の組織がすでにダッソー・システムズの半導体ソリューションを活用し、設計の生産性向上、設計・開発コストの削減、設計ノウハウの活用、品質向上、市場投入の迅速化を図っています。

ENOVIA MatrixOne のSynchronicity DesignSync® 5.0 は、ダッソー・システムズの半導体設計データ管理プラットフォームの最新バージョンで、仕様策定からIC 設計完了までの半導体設計チェーン全体をカバーする初の統合設計データ管理(DDM)システムです。DesignSync 5.0 は画期的なモジュールベースの設計フレームワークを特長とし、複雑化する半導体製品の迅速な市場投入を支援するとともに、複数のサイトやタイムゾーン、ツール、プロジェクト、プロセスにわたる協業を効率化します。

DesignSync 5.0 は、数万点に及ぶ設計データを個別のファイルとしてではなく集合的なブロックとして管理するので、開発の合理化、コストに影響するエラーの削減、市場投入期間の大幅な短縮が可能となります。

ENOVIA R&D のVice President であるStephane Declee は次のように述べています。「半導体企業は複雑化する製品への需要増を受け、個々のチップにより高度な機能を持たせながら迅速に市場投入する必要に迫られています。その結果、設計の手戻りをなくす重要性が一段と高まっています。DesignSync 5.0 ENOVIA は、画期的な技術に基づくモジュールベースの設計データ管理ソリューションです。各設計チームは設計チェーンの随所で独立してIP モジュールを開発することができ、複数モジュールの統合管理がより抽象度の高いレベルで行われます。こうして手作業による統合処理を完全に排除できるので、非効率やエラーが発生しにくくなり、高品質の設計に基づく速やかな商品化が実現します」

同じく新たにENOVIA MatrixOne ソリューションシリーズに加わったMatrixOne Semiconductor Accelerator™ for IP Management とMatrixOne Semiconductor Accelerator™ for Team Collaboration は、個々の半導体企業が抱える製品開発課題に素早く対応し、PLM の迅速な配備と利用を促進します。新ソリューションはENOVIA MatrixOne PLM プラットフォームをベースとしたもので、MatrixOne のSynchronicity DesignSync ソリューションとシームレスに統合できます。この2 つの新ソリューションは、半導体事業のプロセスアプリケーションに業界特有の用語、データモデル、事前定義されたワークプロセス、レポート、ロール・ベースのユーザーインターフェースなどを組み合わせ、DesignSync 5.0 の価値を高めます。

最近の調査(Kalypso Partners LLC による2006 年の調査)では、コラボレーティブな半導体設計管理ソリューションの必要性を示す以下のような結果が出ています。

  • 半導体製品の投入が当初の期日どおり行われるケースは全体の半分に満たない。
  • 製造に至らないケースは40%を超える。
  • 半導体設計の60%以上は、少なくとも1 回以上ダイの再設計を要する。
  • 40%以上の開発プロジェクトは予算をオーバーしている。

ENOVIA のCEO であるJoel Lemke は次のように述べています。「企業がこうした業界平均値を上回る数字を出して設計サイクルを速めるには、適切に管理されたチーム・コラボレーション、問題管理、問題への素早い対応を可能にするツールが必要です。半導体設計データ管理に向けたENOVIA の新ソリューションは、開発と市場投入の迅速化を通じて企業の競争力強化をもたらします」