Jun 15 2005

ダッソー・システムズ、3D XMLのスペックおよびプレーヤーを発表

ユニバーサルな軽量フォーマットが3Dの一般化を実現

仏パリで2005年6月15日に発表されたプレスリリースの日本語訳

 

Dassault Systèmes(Nasdaq: DASTY、Euronext Paris: #13065, DSY.PA 以下、ダッソー・システムズ)は2005年6月15日、www.3ds.com/3dxml にて3D XML (Extensible Markup Language) のスペックおよびプレーヤーが無料にて入手可能となったことを発表しました。これにより、産業界および一般消費者向けなどさまざまな環境においてリッチな3Dデータのビューイングおよび操作が可能となります。

 

3D XMLは、精度の高い生の3Dデータを素早く、簡単に軽量データとして取り扱い、共有することが可能なユニバーサルなXMLベースのフォーマットです。3D XMLは迅速で効率的なコミュニケーションに適しています。標準的なXMLに完全に準拠しているため、どんなソフトウェア・プログラムでも、標準ツールを使い3D XMLコンテンツの読み込み、書き込み、そして品質を向上させることが可能です。また、同機能は、3Dの幅広い採用を促進し、既存の3Dフォーマットからのファイル変換コスト低減につながります。業界リーダーと共同で開発することにより、3D構造の複数表示、複雑かつ正確なジオメトリーの比類ない圧縮などユニークな機能を提供、さらに迅速なファイル送信およびロード・タイム短縮を実現します。ダッソー・システムズはCATIA、DELMIA、ENOVIA、SMARTEAM、SolidWorks、そしてSpatialの全製品ラインにこの3D XMLフォーマットを採用する予定です。また、CAA V5およびSolidWorksのディベロッパー・コミュニティは、3D XMLフォーマットの採用を事実上承認し、エンドユーザー向けに広範囲に渡り展開していきます。

 

www.3ds.com/3dxml にて入手可能である3D XMLプレーヤーは、3D XMLスペックを活用、従来のPLMアプリケーションを超えて3Dの利用範囲を拡大します。3Dコンテンツは、技術文書に限らず、メンテナンス・マニュアル、マーケティング・カタログ、ウェブサイト、eメール・コミュニケーション、その他多くの日常使用など、さまざまなメディアに容易に取り入れることが可能です。3D XMLによって、3Dは真のコミュニケーション・メディアとなり、ユーザーは「アイデアを見えるカタチで伝え合う(See What You Mean)」ことができるようになります。

 

3D XMLプレーヤーは、Microsoft® Office® アプリケーション、ウェブ上ではInternet Explorer® ブラウザまたはスタンドアローンのアプリケーションなどの広範囲なアプリケーション群で動作するよう設計されており、Internet ExplorerおよびMicrosoft Office plug-insに3D XMLのドラッグ・アンド・ドロップ機能を提供します。

 

ダッソー・システムズのexecutive vice president of Strategy, Research and DevelopmentであるDominique Florackは、「3D XMLフォーマットは、3Dを一般化するというダッソー・システムズの構想の土台となるものであり、オープン性へのコミットメントを実証するものです。デジタル・エンタープライズにおいて中核の資産となる3Dコンテンツは、コミュニケーションおよびコラボレーションのための手段としてますます重要になってきます。このたびの3D XMLスペックの一般公開を機に、3D XMLがあらゆる業界にわたって幅広く採用されることを奨励します。」と述べています。