Mar 28 2013

ダッソー・システムズ、新しいソフトウェアリリースを発表 複数バージョン間の相互運用性を拡大

新リリースV5-6R2013は多くの新機能を搭載
データ互換を簡素化し、お客様のエコシステム拡大にも対応

3Dエクスペリエンス企業であり、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は本日、同社のバージョン5 PLMアプリケーション群の最新リリースの一般提供を開始したことを発表しました。

V5-6R2013リリースは、近年買収したSimulayt社のテクノロジーをベースとする新しい複合材料のファイバー・モデリング技術の追加や、より幅広いオープン性の確保と標準規格への対応、そしてハイエンドなサーフェス・モデリング機能の拡張を実現しています。新リリースはまた、昨年発表したV6からV5への画期的なマルチバージョン互換機能を強化し、V6とV5による社内外のコラボレーションを向上します。V5-6R2013は、V6R2013 およびV6R2013xで搭載された、約40件の新しい3Dエクスペリエンス・テクノロジーを採用しています。

ダッソー・システムズのプロダクト、R&D担当シニア・エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるドミニク・フローラック(Dominique Florack)は次のように述べています。「本日発表した機能強化は、当社のV5インストールベースに、全く新しいレベルの機能を提供します。V5-6R2013には豊富なフィーチャーや機能、新しい製品群が搭載されていますが、我々は、さらにその先に着目しています。当社のお客様がいかに製品を開発し、その先にいる消費者のエクスペリエンスを創出し得るかといった点や、サプライヤーとの間でバージョンを問わず協業を展開する方法、そして新しいソフトウェアを長期的な視野に基づいてご採用いただくための手法を念頭においています。」

新リリースの主な特長は以下の通りです:

  • 新しい複合材料のファイバー・シミュレーション機能:プライ形状の最適化と精度の高い複合材製造を実現します。これらの機能は、近年買収したSimulayt社のテクノロジーをベースとしており、これまで特に航空宇宙、モータースポーツ、エネルギーのセクターで、複雑なサーフェスを解析する際に、頻繁に利用されてきました。当初V6R2013xで導入されたファイバーモデラーですが、このたび3Dエクスペリエンス・プラットフォームのV5-6R2013でもネイティブに利用できるようになりました。
  • 最近発表したISO標準のSTEP規格に準拠したデータ授受とオープン性を今回V5でも実現:業界標準に基づき、3Dモデルのオープン性の確保や、データ交換、表示、長期保存が可能です。当初V6R2013xで対応を発表したISO開発のSTEP242ですが、今回自動車業界や航空宇宙業界で3Dマスター手法の採用が拡大していることをうけ、V5でもサポートを実現
    し、BREPやテッセレーション・データのインポートとエクスポートが可能になりました。
  • V6ネイティブ機能のV5への適用の継続:当初3Dエクスペリエンス・プラットフォームのV6R2013およびV6R2013x向けに開発したパーツデザインやスケッチャー、サーフェシングに関する40件近くの新機能をV5に導入しました。内訳は、21件がジェネレイティブシェイプデザイン、7件がパーツデザイン、そして11件がスケッチャーの新機能です。
  • V6とV5間のマルチバージョン互換性を拡大:V5でV6モデルを開いた際に、FreeStyleワークベンチを使って作成したフィーチャーやキネマティクス・メカニズムの仕様、注記・公差情報(FTA)のデータを保持できるようになりました。V6 FreeStyleワークベンチの設計データはすべて、V5-6R2013でも編集可能です。V6で作成したジョイントやコマンド、ドレスアップなどのキネマティクスの仕様を、V5で編集できるようになりました。V6からFTA情報をエクスポートする場合、そのデータ、ならびにFTAフィーチャーおよび形状間のリンクがV5でも保持されます。お客様やそのサプライチェーンは、本日発表の機能を通じ、既存のV5環境のもとでV6の価値をこれまで以上に享受していただけます。これらは、過去に発表したパーツデザイン、スケッチャー、ジェネレイティブサーフェスデザインやナレッジウェアといったV6ワークベンチとの互換性をさらに拡大するものです。
  • CATIA ICEM Shape Design:カーブクリエーション、サーフェスクリエーション、モディフィケーション、アナリシスおよびインフラストラクチャに関する68件の個別機能を強化し、ハイエンドなクラスAサーフェス・モデリング機能を向上しています。本リリースは、構想段階から最終リファイメント、詳細設計までを対象に複数の強力な拡張機能を提供し、ユーザー・インターフェースの操作性の向上やグラフィック性能の改善、ICEMSURFとの連携を実現します。
    ダッソー・システムズのインダストリーおよびマーケティング担当、エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるモニカ・メンギニ(Monica Menghini)は次のように述べています。「我々は当社の幅広いお客様層に対し、感動を呼ぶ魅力的な製品やエクスペリエンスを生み出すための様々なソリューションを用意しています。我々には、お客様がどの3Dエクスペリエンス・ソリューションを使用されているかに関係なく、最新の革新的なテクノロジーをお客様にお届けする責任があります。経営者にとって、『V4』、『V5』、『V6』といったバージョン名は些細なことであり、画面上にどのバージョンが表示されているかは、問題ではないのです。我々は、お客様が自社のエコシステムと協業を展開する際に必要な機能を提供し、イノベーティブな新技術をお客様のペースに合わせて採用していただくことで、お客様の確かな成功を実現するべく取り組んで参ります。」

バージョン間のコラボレーションに関する追加情報については、こちらをご覧ください

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