May 21 2007

ダッソー・システムズ、新しいSIMULIA マルチフィジックス・プラットフォームを発表

新しい連成解析ダイレクト・インターフェースと流体-構造連成解析技術を採用し、リアリスティック・シミュレーション機能を拡大

仏パリおよび米ロードアイランド州プロビデンス発2007年5月21日付発表のプレスリリース参考日本語訳


ダッソー・システムズ(本社:仏パリ、Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065、DSY.PA)は、新しいSIMULIA の連成解析ダイレクト・インターフェースをリリースすることを発表しました。このインターフェースによって、パートナーや顧客企業が開発した第三者の物理コードでも、直接、SIMULIAのAbaqus FEA(有限要素解析)ソフトウエアと連携することができるようになり、高いパフォーマンスのマルチフィジックス・シミュレーションが実現します。

今回発表された新しいインターフェースは、製品開発や科学研究といったさまざまな専門分野で利用されている多様なアプリケーション、データ、そしてユーザー間の連携を図る上で、SIMULIAマルチフィジックス・プラットフォームの重要なステップとなります。業界パートナーや顧客企業は、この新しいインターフェースを利用して、自分のソフトウエアを直接Abaqus FEAソフトウエアと連成させ、より現実の世界に近いシミュレーション結果を得ることができます。

CFD(流体解析)ソフトウエアの開発ベンダー、ACUSIMのCEOであるDr. Farzin Shakib氏は、次のように述べています。「SIMULIA チームと緊密に協力して、新しいインターフェースの開発、テストを行い、直接に連成できるマルチフィジックス・ソリューションを実現することができました。最高クラスのFEA、CFDツールを組み合わせることで、大きなメリットをお客様に提供できると確信しています。」

新しいSIMULIA連成解析ダイレクト・インターフェースは連成の構造-音響解析、圧電-応力解析、電気-熱解析といった既存のAbaqusマルチフィジックス機能を補完するものです。SIMULIAマルチフィジックス・プラットフォームは、ドイツの研究機関であるFraunhofer SCAIが開発したMpCCI(Mesh-based parallel Code Coupling Interface:連成解析インターフェース)といった第三者のプロトコルも、サポートしています。

SIMULIAのStrategy & Marketing担当Vice PresidentであるKen Shortは、「オープン・プラットフォームと完全なマルチフィジックス・ソリューションの実現は、SIMULIA戦略において重要な要素であり、1年以上を費やして協力開発してきた成果といえます。SIMULIAプラットフォームと、幅広いパートナー・エコシステムによって、お客様に非常に包括的なマルチフィジックス・ソリューションを提供していきます。」と述べています。

新しい連成解析ダイレクト・インターフェースの他に、SIMULIAでは流体構造連成解析(FSI: Fluid-Structure Interaction)技術を取り入れ、そのAbaqus FEAマルチフィジックス統合機能を拡張いたしました。このAbaqus FSI機能によって、技術者や科学者は流体解析と構造解析を単一モデル上で同時に算出できるようになります。

SIMULIAのCTOであるBruce Engelmannは、「この革新的な手法は、エアバックの膨張、タイヤのハイドロプレーニング現象、海洋構造物の波浪荷重、化粧品の配合といった領域で、理想的に適用できるでしょう。流体と構造の動的な作用が、設計判断に大きな影響を与える産業分野が狙いとなります。今回の新機能は、完全にスケーラブルなAbaqus統合FEAソフトウエアにとって重要な拡張機能で、お客様が抱える問題に応える的確なソリューションを提供していきます。」と説明しています。

CFDソリューションのリーディング・プロバイダーであるCD-adapcoの社長兼CEOであるSteve MacDonald氏は、次のように述べています。「包括的なマルチフィジックス・ソリューションを提供しようとするSIMULIAのビジョンをサポートします。弊社のエキスパートシステムと既存のMpCCI対応の流体構造連成解析ソリューションSTAR-CD製品をAbaqusに組み合わせれば、マルチフィジックス分析を実行する際に、大きな柔軟性を提供する新しい直接連成解析ソリューションとなるでしょう。」

詳細については、次のURLをご参照ください。 
http://www.simulia.com/products/multiphysics.html


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