May 19 2009

ダッソー・システムズ、SIMULIAよりAbaqus FEAの新リリースを発表

Abaqus 6.9で疲労亀裂や破壊、高性能演算、騒音や振動の解析に必要な新機能を提供

仏パリ、米ロードアイランド州プロビデンス発2009年5月19日付発表

日本語参考訳

3DとPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューションにおけるワールド・リーダーであるダッソー・システムズ(本社:仏ベリジー、Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は本日、先端テクノロジーを持つ統合有限要素解析(FEA)のソフトウエア群の新リリース、「Abaqus 6.9」をSIMULIAより提供することを発表しました。

Abaqusは、エレクトロニクス、一般消費財(CPG)、航空宇宙、自動車、エネルギー及びライフサイエンスなど幅広い業界の設計者、エンジニア、研究者により、実世界における材料、製品及び製造プロセスの挙動を検証するために活用されています。今回の新リリースでは、疲労亀裂や破壊、高性能演算、騒音や振動の解析における重要な新しい機能を提供します。SIMULIAはさらに、モデリング、メッシング、接触、材料及びマルチフィジックスに必要な機能を継続的に提供し、そのソフトウエア群を強化しています。

Dana Holding CorporationのSealing Products GroupにおけるManager Advanced EngineeringであるFrank Popielas氏は、次のように述べています。「迅速な開発が求められる昨今では、開発の最初の段階におけるシミュレーション技術活用が果たす役割は、大きいものです。Abaqus 6.9と高性能演算クラスターの相乗効果により単価を最小限に抑え、最適なターンアラウンド・タイムの維持を促進します。」

ダッソー・システムズのSIMULIA Product Management担当DirectorであるSteve Crowleyは、次のように述べています。「お客様と緊密に協業して新しい機能の定義と検討を行った結果、我々は最も強力な機能をもつ有限要素解析ソフトウエアを開発しました。Abaqus 6.9は、製造企業が自社の非線形及び線形解析プロセスを統合FEA環境内で一元管理できる能力を提供します。」

Abaqus 6.9の特長:

• 拡張有限要素法(XFEM)がAbaqusに導入され、要素境界に依存しない任意経路に沿って広がるき裂のシミュレーションのための強力なツールを提供します。航空宇宙業界ではXFEMを他のAbaqus機能と組み合わせることで、複合材でできた航空機構造の耐久性と損傷の公差を予測するのに活用できます。エネルギー業界では、圧力容器のき裂の発生と進展を検証するのに役立てることができます。
• 一般接触機能は、モデル内における接触作用の定義のために簡単かつ高度に自動化された手法を提供します。この機能により、ギア・システム、油圧シリンダ、その他接触パーツを持つ製品の複雑なアセンブリのモデリングを大幅に効率化します。
• 新しい協調シミュレーション手法によって、ユーザーはAbaqusの陰解法と陽解法ソルバを組み合わせた単一のシミュレーションを実現できるようになり、大幅に演算時間を削減します。たとえば、自動車のエンジニアは、車両ボディの基礎構造の表現と、タイヤやサスペンション・システムのモデルを組み合わせ、車両がくぼみのある道路を走行した際の耐久性を検証することができます。
• Abaqus/CAEはより速く、より強固なメッシング、ならびに結果を強力にビジュアル化する技術を提供します。
• パフォーマンスが強化されたAMS固有値ソルバは、自動車の騒音や振動解析への応用として使用される、大規模な線形動的ワークフローの効率性を大幅に向上します。
• 新しい粘性せん断モデルは、血液やペースト、溶融高分子、その他の流体など、消費財や工業分野への応用として頻繁に使用される非ニュートン流体のシミュレーションを実現します。

その他の新機能や機能拡張についての詳細は、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.simulia.com/products/abaqus_fea (英語)