May 20 2008

ダッソー・システムズ、SIMULIAよりAbaqusの新リリースを発表

製品、材料、プロセス評価のためのリアリスティック・シミュレーション
産業活用を促進する統合有限要素解析技術

仏パリ、米ロードアイランド州プロビデンス発

2008年5月20日付発表のプレスリリース参考日本語訳

 

3DとPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューションにおけるワールド・リーダーであるダッソー・システムズ(本社:仏パリ、Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、SIMULIAより、先端テクノロジーを持つ統合有限要素解析(FEA)ソフトウエア群、「Abaqus 6.8」を発表しました。エンジニアや設計者、研究者及び科学者は、Abaqusを使って製品や材料、プロセスの応力、衝撃、衝突、流体-構造相互作用、熱力学やその他の複雑な挙動のリアリスティック・シミュレーションを行うことで、コストとサイクル・タイムを削減することができます。

Abaqus 6.8は、自動車、航空宇宙、電子機器、エネルギー、パッケージ製品やその他様々な業界が抱える特有のエンジニアリング課題の解決に焦点を当て、モデリングや結果の可視化、構造解析、複合材の破壊、接触、計算処理、マルチフィジックスなどコアの領域で、新機能および機能拡張を提供します。

MAN DieselのR&D new design担当Senior ManagerであるPer Rønnedal氏は、次のように述べています。「AbaqusのFEAソフトウエアは、当社の大型2ストローク・ディーゼル・エンジンを設計する際に、複雑な荷重と構造の相関関係を調べるために必要な、ロバストな接触解析機能を提供しています。Abaqus 6.8の新機能により、複数の荷重条件を持つ線形静解析に要するメモリ使用量が大幅に削減されました。これらの機能拡張のおかげで、様々な設計案をテストできるようになり、製品開発の初期段階で当社のディーゼル・エンジンの性能を最適化することが可能になります。」

ダッソー・システムズのSIMULIA Product Management担当DirectorであるSteve Crowleyは、次のように述べています。「実世界における製品やプロセスの挙動の検証を促進するシミュレーション技術を開発してきた当社の長い歴史の中でも、このAbaqus統合FEAソフトウエアの新リリースは、画期的な製品です。何百という新機能およびお客様のご要望に応じて拡張された機能によって、Abaqus 6.8は、卓越した技術、業界別のソリューション群、そして顧客満足というSIMULIAの目指すビジョンを形にしています。」

Abaqus 6.8を活用することによって、あらゆる業界の設計者やエンジニアは、実世界における構造上の挙動に対する知識を深め、革新的な製品開発を加速することができます。拡張された最新機能は、以下のとおりです。
• 航空宇宙業界のエンジニアが、複合材の亀裂伝播、層間剥離、及び破壊の可能性について、効率的にシミュレーションを実施できる、完全ビルト・イン型複合材解析機能の強化。
• 自動車業界のエンジニアが、タイヤ回転の影響や、タイヤ、ブッシュ、アイソレーター、積層スチールからの粘弾性材料の影響によって引き起こされる、車両全体の騒音と振動を把握するための業界向け機能を提供。
• 電子機器エンジニアが、はんだ接合のライフサイクルを評価するための低サイクル疲労手法を提供。この手法は、パワートレインの耐久性評価や生体力学での骨分解評価でも活用できます。
• 医療機器のメーカーが軟組織と、ステントや整形外科用インプラントとの相互作用をシミュレーションできる、新しい異方性超弾性材料モデルを提供。このモデルは、強化ゴムや木材などの材料解析にも使用できます。
• 産業機器メーカーが、土砂掘削の際に土木機械にかかる荷重を予測できるようにするための新しい連成オイラー・ラグランジュ(CEL)マルチフィジックス機能を提供。この機能は、液体で充満した容器や、ハイドロプレーニングを起こしたタイヤ、鳥が機体に衝突した際の挙動を予測する際にも活用できます。

関連画像や動画、その他のAbaqus統合FEAの特徴については、以下のサイトをご覧下さい。www.simulia.com/news/editors.html (英語)