Oct 02 2006

ダッソー・システムズ、ENOVIA MatrixOne PLMソリューションにより、多業種にわたるビジネスプロセス・カバレージを拡張

業界をリードするコラボレーティブなPLMプラットフォーム;環境コンプライアンス・ソリューション、業種別ビジネスプロセス、コンカレントな電子設計機能を強化し、企業全体を通じてPLMをさらに拡張

米マサチューセッツ州ウェストフォード発 2006年10月2日付発表のプレスリリース参考日本語訳

 

ダッソー・システムズ(本社 仏パリNasdaq: DASTY, Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、ENOVIA MatrixOne® Matrix 10 PLMプラットフォームの新たな機能強化版をリリースしたことを発表しました。Matrix10アップデート版では、環境/材料コンプライアンスのサポートが強化されたほか、アパレル、医療機器、自動車の各業界向けのソリューションを改良し、さらにプリント基板のコンカレント設計ソリューションの追加、従来PLMユーザーでない人も含んだ拡張エンタープライズ全体を通じての製品開発データ管理ツールなどが強化されています。ENOVIA MatrixOne PLMは企業の製品開発コストを抑制し、データーへのリアルタイム・アクセスと製品投入の迅速化を促進し、新製品開発における利益性を高めます。ENOVIA MatrixOneは、幅広い業種の企業に対して最高水準のコラボレーティブ製品開発プロセスを提供します。

 

Sr. Vice President, ENOVIA R&DであるStephane Decleeは次のように述べています。「Matrix10最新版はエンド・ユーザーの採用を加速し、各業界ニーズに合わせて部門を越えたビジネス・プロセスのカバー範囲を増やしています。また、プログラム管理、製品企画、資材コンプライアンス、コスト分析、製造の各エンジニアが新製品導入プロセスを通じてシームレスに作業することができます。」

 

自動車・エレクトロニクス業界の環境コンプライアンスを強力にサポート

今日メーカー各社が直面している最大の課題の1つに、世界各地で導入されている各種環境規制へのコンプライアンスが挙げられます。規制の例としては、EUの電気・電子機器廃棄物(WEEE)指令、有害物質(RoHS)指令、使用済み自動車(ELV)に関する指令のほか、中国においても標準が作られつつあります。協力メーカーやサプライヤーなどに対して追加報告を義務付ける社内レベルの規制などがあります。Matrix10の「design for compliance」では、完成車メーカー各社、EMAプロバイダー、コンポーネントメーカー、サーキット・ボード メーカー、資材サプライヤー、ITソリューションプロバイダー、米国標準技術局 (the National Institute of Standards and Technology) により決められた材料情報開示コンプライアンス規格であるIPC 1752をサポートし、部品表作成時のRoHSコンプライアンス情報の開示を強化したほか、完成車メーカーが供給企業に提出を求めている資材コンプライアンス報告の社内ELVデーター・フォーマットもサポートしています。

 

最近のAMR Resarchの記事、「Is the Investor Community Aware of RoHS Exposure?」の中でEric Karofsky氏は次のように述べています。「追加された多くのコンプライアンスは電気業界の世界中のサプライチェーンに影響を与えています。規則の理解や差異をトラッキングすることは複雑を極めており、プロセスを査定し正しい先行投資を行う企業は長期的に競争優位を持つことができます」

 

業界別の機能強化

MatrixOne 10ソリューションでは、業種別に必要なツールを提供することを目指しており、その一環として、アパレル業界向けの縫製管理ツールとシーズン別製品計画ツールを強化したほか、医療機器メーカー向けの設計履歴ファイル(DHF : design history file)および修正措置/予防措置(CAPA : corrective action/preventative action)ビジネスプロセスの強化、自動車サプライヤー向けの高度な製品品質プランニング(APQP:advanced product quality planning)および製品部品承認プロセス(PPAP:production part approval process)、是正措置レポート(CAR:corrective action report) シックス・シグマ プロセスを強化しています。

 

プリント基板のコンカレント設計

業界では企業の枠を超えて、設計と製造を世界各地のチームに委託する動きが広まっています。これに伴い、各当事者が時間や場所に縛られずに設計データーにフルにアクセスできるかどうかが重視されつつあります。ENOVIA MatrixOneのプリント基板設計ソリューションは、設計プロセス全体を通じて開発チームのコラボレーションを促進し、電子設計システムやその他のエンタープライズ・アプリケーション上でシームレスに製品設計情報を収集、追跡、保護、配信することを可能にします。ENOVIA MatrixOneのプリント基板設計ソリューションでは、スケマティクスとレイアウトの設計者が共にコンカレントに作業しながら、双方の設計データーベースの内容(コンポーネント、接続性、プロパティー等)を同期化させることができます。さらに、スケマティクスの設計チームは、同じプロジェクト内の異なる階層ブロックで設計の改訂作業を同時に進めることができます。

 

変更コスト解析ツール

Matrix10では意思決定サポートツールが強化され、企業が設計プロセス初期段階で提案された設計変更についてのコストインパクトを理解することができます。新たに機能強化されたMatrix10を利用すれば、各事業所で設計変更を実施する際のコストをも解析ならびに管理できます。開発プロセスが進行するにつれ、この予見を基に技術・設計・部品の変更が利益や製品の完成期日にもたらす影響を見きわめることができ、変更を了承すべきか部品を差し替えるべきかを、適切な情報に基づいてよりよく判断することができます。

 

Microsoft Desktopとの統合を強化

Microsoft® Desktopとの統合により、PLMプロセスにかかわるユーザー数を拡大し、企業全体を通じてMatrix10へのアクセスが拡張されます。新たなユーザーは使い慣れた使い慣れたMicrosoftツールはそのままで、製品開発プロセスに組み込まれます。ENOVIA MatrixOne PLMソリューションはMicrosoft Desktopとシンプルかつセキュアに統合できるので、あらゆる情報にWindows® Explorerで簡単にアクセスできるほか、Microsoft Office™のファイルやアポイントメント、電子メール・メッセージなどにリンクを埋め込むこともでき、企業全体を通じてナレッジの引渡し、意思決定および再利用を向上させます。

 

製造ツール設計と資材管理のためのEBOM作成機能

Matrix10の新バージョンには、設計エンジニアと製造エンジニア双方のニーズを取り入れて設計部品表(EBOM)を作成する機能が加わりました。ENOVIA MatrixOne PLMでは、ツールや材料、標準部品を「製造プランニング」ビューのコンテキストで直接EBOMとリンクさせることができます。これにより、ツール設計者や製造エンジニアは製品エンジニアが使っているものと同じPLMツールや製造工程の資材を利用できるようになります。また、企業の製品開発意思決定機能の強化により設計変更が製造工程に与える影響を完全に把握することができます。

 

本プレスリリースは、1933証券法セクション27A章修正および1934証券取引法セクション21E章修正における将来の見通しを含んでおり、現在の問題に対する経営陣の見解を考慮し作成しています。これらの見通しは将来の出来事を対象とするため、特定しきれていないリスクや不確定要素のために実際の業績結果と大いに異なってくる可能性があります。実際の業績に著しい影響を及ぼす可能性のある重要事項は証券取引委員会に提出されたForm20-Fおよび6-Kに記載された報告書に明記されています。