Jun 24 2015

ダッソー・システムズとサフランがアディティブ・マニュファクチャリングで戦略的パートナーシップ

航空エンジン部品のアディティブ・マニュファクチャリング導入で 材料科学・設計・製造・認証・メンテナンスまで 一気通貫のイノベーションを実現

2015 年6月18日 仏ルブルジェ(パリ航空ショー)発プレスリリース 日本語参考訳 — 3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は、18日、航空宇宙・防衛・安全保障分野での世界的なハイテク・グループである仏サフラン・グループとのパートナーシップを発表しました。本パートナーシップに基づき、両社はダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォーム上で、「アディティブ・マニュファクチャリング (Additive Manufacturing: 積層造形) 」のバーチャル検証技術を開発します。

一般に「3Dプリンティング」と同義として語られる「アディティブ・マニュファクチャリング」は、設計、エンジニアリング、製造、材料科学にコンピュータ・ソフトウェアを活用してパーツやサブシステムの立体 (3D) モデルを作り、その後 (液状もしくは粉体の) 材料の積層化・固化によって、実物を作り出すアプローチです。こうした製造プロセスを航空産業に適切に導入することで、生産に要する時間の短縮はもちろん、強度、重量、環境への影響といったさまざまな側面において、製品パフォーマンスの向上をはかることができます。いずれも従来の製造手法では達成できないものでした。

本パートナーシップは、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームと、サフラン・グループの革新的な技術を組み合わせて、アディティブ・マニュファクチャリングのための、世界最先端のエンドツーエンドのデジタル・ソリューションを開発するものです。この新しいエンドツーエンドのプロセスは、設計・製造の上流工程にあたる材料設計のフェーズや、下流にあたる生産プロセスや検証といったフェーズにも適用可能です。従って、あるエンジン向け部品において、アディティブ・マニュファクチャリングで製造するために必要となる全てのエンジニアリング・パラメータを、デジタル情報基盤上に集約し可視化すること (デジタル・コンティニュイティ: Digital Continuity) が可能です。可視化されるパラメータには、材料科学、機能仕様、ジェネレーティブ・デザイン、3Dプリンティングの最適化、マルチ・ロボティックス・プロダクションおよびサーティフィケーションなどが含まれます。

ダッソー・システムズのR&D担当、シニア・エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるドミニク・フローラクは、次のように述べています。「ダッソー・システムズとサフランはこれまでも長く協業関係を続けていましたが、このほど、航空産業に大きなインパクトを与えるような、新しい材料とエンジニアリング、製造、メンテナンスの方法を利用し統合するという、新たな段階に入りました。当社の3Dエクスペリエンス・プラットフォーム戦略は、アディティブ・マニュファクチャリングのあらゆる局面をカバーしています。材料設計から概念設計、ジェネレーティブ・デザイン、製造、製造認証からメンテナンスまで、サフランと当社は共に、この分野に向けた包括的なアプローチのためのバーチャル・ワールド・プロセスを構築し、将来の製造革新をめざします」

サフランのR&T、イノベーション担当、シニア・エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるピエール・ファーブル氏は次のように述べています。「リサーチ (研究) とテクノロジーはサフランの根幹であり、より安全で環境にも配慮された空の旅のためにたゆまぬ改善を続けていくことができます。サフランは現在、エンジンに3Dプリンティング技術を活用することで、この分野をリードしています。ダッソー・システムズと同社の3Dエクスペリエンス・プラットフォームと共に、高い専門的知見を蓄積することで、お客さまのニーズにより応えられるようなイノベーション・プロセスを加速させることができます」

訳注:本資料は仏Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日本語訳(抄訳)したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さい。

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