Jun 18 2015

ダッソー・システムズとシンガポール国立研究財団がバーチャル・シンガポール・プラットフォームを共同開発

「バーチャル・シンガポール」プロジェクトを推進し 都市化に伴う様々な課題に対応

2015 年6月16日 仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発プレスリリース 日本語参考訳 — 3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は、16日、シンガポール国立研究財団 (National Research Foundation以下NRF) と「バーチャル・シンガポール」を共同開発すると発表しました。「バーチャル・シンガポール」は、セマンティクス (意味データ) や属性情報を備えたリアリスティックな統合3Dモデルを、バーチャル空間上に展開するものです。最先端のITおよびモデリング技術を活用する「バーチャル・シンガポール」は、都市機能の一端を担う静的データ、動的データ、各種情報を取り込みながら今後も進化していきます。

バーチャル・シンガポールは、(精細画像などの) リッチなデータ環境と各種ビジュアライゼーション技術を組み合わせた、コラボレーションのためのプラットフォームです。このプラットフォーム上では、シンガポールの国民、企業、政府、研究コミュニティなどが、シンガポールが直面しつつある複雑な課題に対処するためのツールやサービスを開発できます。ダッソー・システムズの「3DEXPERIENCity」は、ベースとなるシンガポールのダイナミックな (動的な) 3Dデジタルモデルを生成し、かつ本プラットフォーム上に集う全ての関係者を、セキュアで管理された環境の下でつなぎます。3Dデジタルモデルは、データ分析とシミュレーション・モデリング、調査研究、コミュニティ間の協業などに使われます。

プラットフォームを構成する画像やデータはさまざまな公的機関から集められており、そこにはジオメトリ、地理空間、地形 (トポロジ) 、人口動態、移動、気候に関する過去および現在のデータも含まれています。バーチャル・シンガポールのユーザーは、シンガポールのリッチなビジュアルモデルを使い、リアリスティックな大規模シミュレーションを作成できます。また都市化の影響をデジタル上で包括的に検証でき、物流やガバナンス、環境保護や防災、インフラ、防衛、コミュニティサービスといった、都市に関わる各種のオペレーションを最適化するソリューションを開発できます。

ダッソー・システムズの社長兼CEOであるベルナール・シャーレスは次のように述べています。「シンガポールは、技術の力で今後数十年単位での変化を見据え、適応していこうとしている点で世界の最先端を走っています。スマート・ネイションをめざすというシンガポール政府の未来志向のビジョンは、『3Dユニバースを通じて自然環境や人々の生活と製品の調和を保つ』、という当社のミッションと相通じるものがあります。都市は、人類によって生み出された、もっとも精緻な『プロダクト(製品)』です。最先端のツールやアプリケーションを用いて、これらの都市が将来もたらすであろう『エクスペリエンス』をより効率的に、かつ正確に予測することにより、資源やサービスの配分を予測し、より持続可能な形で生活の質を確保できることでしょう。私たちはシンガポールの素晴らしいイニシアチブが、他の都市にも波及することを期待しています」

ダッソー・システムズの「3DEXPERIENCity」は、3Dエクスペリエンス・プラットフォーム上を利用しています。拡張可能で単一の情報ハブとなることで、現実の世界を再現、拡張、改善し、持続可能な都市づくりに向けてデータ、プロセス、人々の流れを管理します。「3DEXPERIENCity」は、ビジュアライゼーション、シミュレーション、コラボレーションといった各機能を駆使して、建造物、都市インフラ、プランニング、資源配分、居住者といったさまざまな課題に取り組みます。

知識集約型の経済ならびに社会に向けた開発が、シンガポールにおける研究、イノベーション、企業の中心となっています。それによってソリューションを提供し、人々の生活をより良いものにし、就業機会を増やし、新たな産業へと参入していく一助となります。「バーチャル・シンガポール」は、シンガポールのスマート・ネイション構想の一つとして2014年12月から開始されています。「バーチャル・シンガポール」のプラットフォームは2018年に完成の予定です。

訳注:本資料は仏Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日本語訳(抄訳)したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さい。

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