Apr 13 2016

ダッソー・システムズとInserm、複雑な病気の解明と臨床研究を促進する共同契約を締結

3Dエクスペリエンス・プラットフォームとの 戦略的コラボレーションによる次世代の科学的イノベーションを通じて、 加齢、癌、ゲノミクス、微生物叢のプログラムの発展に貢献

2016年3月29日 仏パリ発プレスリリース日本語参考訳 — 3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA) と、人の健康に全面的に取り組む公的研究機関として、欧州最大かつフランス唯一であるフランス国立保健医療研究機構 (Inserm)は本日、臨床研究プログラムを促すために、バーチャルなコラボレーション・プラットフォームを展開する共同契約を締結したと発表しました。共同契約の締結は、21世紀における科学および健康の諸課題の解決に向けて、新たな展望を開くために、両者の専門知識を引き出すものです。

Insermは、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームを活用し、加齢、癌、ゲノミクス、微生物叢 (マイクロバイオータ) の各分野における戦略的なバイオメディカル研究プログラムを実施します。Insermは、同プラットフォームの統合バーチャル環境を用い、オープンかつコラボレーションが可能な研究体制やラボ管理の一元化を実現し、科学的卓越性を備えたダッソー・システムズの「BIOVIA」ブランドによる生物学的および化学的モデリングやシミュレーションを活用できます。

一方でダッソー・システムズは、Insermの研究プログラムのビッグデータを活用することで、臨床研究分野で将来必要となる技術に適用可能な、科学モデルの調整や検証を行います。これらのモデルにより、ダッソー・システムズは臨床試験のための次世代型インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを開発することができます。次世代型インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスの目的は、意思決定の促進や、バーチャルな試験を通じた有効性や安全性の早期の実証です。

Insermの会長兼CEOであるYves Lévy教授は次のように述べています。「私たちは生体のメカニズムを観察・理解し、そこから得られたナレッジを、最終的には世界中の多くの人々に影響を及ぼしている新たな疾病や突然変異による疾患の治療法に転用する、という使命にこたえるための技術を求めています。私たちは人の健康や医療をめぐる長期的かつ優位性のある科学プログラムを主導しており、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームは今後、私たちがコラボレーション、プロジェクト管理、データ、リソース、トレーサビリティおよびその他のプロセスを展開するのを支援してくれます」

ダッソー・システムズの社長兼最高経営責任者 (CEO) であるベルナール・シャーレスは次のように述べています。「ダッソー・システムズは、科学を基盤とする会社です。そして、Insermは私たちの生命の最も基本となる要素を探究する、基礎科学をその基盤としています。臨床研究は、私たちが生きるなかで、人生を変えるような発見を促してきました。そして、モデリングやシミュレーションといった機能を、ビッグデータ科学と組み合わせてトランスレーショナル・サイエンス (橋渡し研究) に導入することにより、新たな研究に向けた展望が開けます。こうした高度な臨床研究とバーチャルな世界の融合は、未来のプレシジョン・メディシン (精密医療) への足掛かりであり、私たちは自然環境や人々の生活と製品の調和の実現に近づくことができます」

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