オープンな3Dコラボレーションにより、V5プラットフォームの定評あるパワーがさらに向上

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May 24 2005

ダッソー・システムズとIBM、PLM Version 5 Release 15(V5R15)を発表

オープンな3Dコラボレーションにより、V5プラットフォームの定評あるパワーがさらに向上

仏、パリで2005年5月24日付けで発表されたプレスリリースの日本語訳

 

Dassault Systèmes(Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA 以下ダッソー・システムズ)とIBMは2005年5月24日(現地時間)、コラボレーティブ製品開発のCATIA、製品データとライフサイクル管理、コラボレーション、そして意思決定を支援するENOVIAおよびSMARTEAMで構成されるPLM(Product Lifecycle Management)Version 5 Release 15(V5R15)を発表しました。ダッソー・システムズは同時に、工場・生産プロセスのデジタル開発に対応したDELMIA V5R15を発表しました。


今回の新リリースは、V5R14が有していた長所を基盤に、エンジニアリング、製造、そしてエンタープライズ・ユーザーなど、キーとなるユーザー・コミュニティ特有のニーズに焦点を当て、統一作業環境あるいはデスクトップ環境を提供します。この新リリースは、ビジネス・プロセスのカバレージにおいてそのリーダーシップ・ポジションを強化し、あらゆる業界における生産性とイノベーションを向上させる画期的なテクノロジーを提供します。


産業自動化システムのプロバイダーである三洋機工株式会社 情報技術部 部長 小坂井 健二氏は次のように述べています。「3Dでデジタル・レビューを行うと、お客様とのコミュニケーションが格段に向上します。お客様にアセンブリー・ラインを提案する際に、お客様の要求が明確に理解できるようになりました。これにより、コラボレーションが向上し、設計検証が飛躍的に加速しました。」


このほどV5ツールセットに移行した英国の海洋油田業界サプライヤーのMech-Tool Engineeringは、ジェネレーティブ・メカニカル設計機能と画期的なナレッジウェア・プラクティスを活用しています。同社のTechnical Director、Ron Davison氏は、次のように語っています。「まだ初期段階にありますが、これまでの経過をみると、前途は非常に有望です。私たちはすでに25:1の生産性向上を経験しており、この利点は持続可能なものであると考えています。」


V5R15の製品ポートフォリオは、次の各分野で製造業者にビジネス・バリューをもたらします。



サプライヤーとのコラボレーションの促進 – V5R15は、あらゆる規模のOEM企業とサプライヤー間のエンジニアリング・パッケージ・データの交換を容易にし、サプライチェーンのコラボレーティブなプロセスを加速します。これにより、設計情報のリレーションを保持したまま、設計イタレーションを迅速かつ頻繁に実行できるようになり、「right-first-time(最初から正常に動作する)」製品を実現します。

3D XMLによるコミュニケーションの強化 – V5R15はオープンで非常に軽量な3D XMLフォーマットを採用しています。3D XMLを活用することでお客様は、エクステンディッド・エンタープライズ内のいたる所で高品質な3次元バーチャル製品画像を容易かつ迅速に共有し、3次元でのコミュニケーションを実現できます。また、V5R15では新しい3D XMLビューアーを搭載しました。

あらゆる規模の企業に対し、PLMのROIを向上 – あらゆる規模の企業で迅速な導入を実現するため、V5R15ではCATIA – SMARTEAMをベースとしたエントリー・レベルのソリューションを強化し、3次元オーサリングとバーチャル製品管理の統一環境を提供するVPMナビゲーターを拡張しました。また、3次元環境における概念設計のためのユニークなアプローチである新CATIA-2D Layout for 3D Designアプリケーションを投入しました。さらに、V5のマニュファクチャリング・デスクトップ環境を拡張し、エンジニアリングと製造間における変更管理機能、製造プロセス計画のための定義済みデータベース、DELMIA –アーク溶接ソリューションなどのV5マニュファクチャリング・アプリケーションを新たに投入ないし強化しています。

企業内のPLMビジネス・プロセスを実現 – V5R15は、複数のエンタープライズ・アプリケーション領域にわたる、部門横断的なプロセスを統合することで、ビジネス・プロセスの可視性と敏捷性の向上を図ります。WebSphereを利用したENOVIA - LCAエンタープライズ・プロセス・マネジメント製品は、すぐに使用可能なテンプレートによるプロセス定義の向上、広範なレポーティングおよび統計機能によるプロセス実行のモニタリング、企業プロセスとPLM製品情報の精査による情報本位の意思決定実現、決定事項の追跡といった処理を実行し、経験して得た知識を将来のプロジェクトに再利用することを可能にします。そのほか、エンタープライズ・プロセス・マネジメントによりサイクル・タイムが大幅に短縮され、リソース活用が最適化されるといった利点もあります。

オープンV5プラットフォームによるPLMバリューの拡大 – V5R15はこれまでどおり、定評あるオープン・フレームワークを提供し、品質、性能、拡張性を大きく向上させることで業界標準をサポートすると同時に、AIX 64ビットのサポートを拡大します。V5R15はまた、V5ソフトウエア・コミュニティの拡大を継続、50社以上のパートナー企業が320以上のV5アプリケーションを提供します。

 

ダッソー・システムズの社長兼最高経営責任者であるベルナール・シャーレスは、次のように述べています。「V5R15の出現で、3Dコラボレーションの限界はなくなります。3DXMLによって3次元の世界はエンジニアリング部門を超え、エクステンディッド・エンタープライズの全域に拡大されました。企業内の誰もが3次元のパワーの恩恵にあずかることが可能になったのです。新リリースはオープンなV5 PLMプラットフォームを強化し、サプライチェーン内の全ての企業に、コラボレーションとプロセス・カバレッジという点で、重要な競争優位をもたらします。」


また、IBM PLMソリューション ゼネラル・マネジャーのスコット・ホプキンスは次のように述べています。「V5R15は、お客様がエンタープライズ・コラボレーションとバリューチェーン統合の新たな世界への一歩をIBMがご支援するというコミットメントをさらに強固なものにしました。オープンなV5R15のプラットフォームにより、お客様はtime-to-market(市場投入までのリードタイム)とイノベーションの課題解決に取り組み、オンデマンド・ビジネスの実現を加速されることでしょう。」

 

V5R15ブランドハイライト: V5R15ブランドの詳細情報については、次のURLをご覧ください。 www.3ds.com/V5R15  または www.ibm.com/software/plm
 
コラボレーティブな製品開発を実現する CATIA – CATIA V5R15は、PLMリレーショナル設計を強化し、V5の採用を加速します。3D XMLフォーマットの活用により高品質な3次元画像の共有を容易なものとし、またエンジニアリング・パッケージ・エクスチェンジ機能が強化され、OEM企業とサプライヤー間でのコラボレーティブなエンジニアリングを発展させます。概念設計領域においてはユニークなアプローチを提供し、バーチャル製品と現実の製品の間に存在する差異を縮小します。また、64ビットのサポートを全てのCATIA V5ポートフォリオへと拡大しています。

製品データ、ライフサイクル管理、意思決定を支援する ENOVIA – V5R15は標準ミドルウェアを活用して複数のエンタープライズ・アプリケーションにわたるビジネス・プロセスを統合するLCAエンタープライズ・プロセス・マネージメントを投入しました。新リリースでは、強化されたENOVIA VPMナビゲーターにより、コンカレントな開発プロセスの生産性を比類ないまでに向上しています。また、エンジニアリング・パッケージの交換やバーチャル・コロケーションの大幅な増強により、エクステンディッド・エンタープライズにわたるバーチャル製品開発を拡大しています。

プロダクト・ライフサイクル・コラボレーションを実現する SMARTEAM – SMARTEAMはV5R15でCATIAインテグレーションなど主要な生産性向上を実現し、コンカレント・エンジニアリングの推進および設計コラボレーションの最適化を進めるとともに、プロセス・カバレッジと自動化を促進するオープン性を強化。またPLMプラクティスの強化により、あらゆる業界、規模のOEM企業およびサプライヤーにおいてナレッジの再利用、標準への準拠、そしてイノベーションが加速されます。

工場・製造工程のデジタル開発を支える DELMIA – DELMIAはV5R15で、自動車の車体溶接工程、そしてロボット溶接やオフライン・プログラミング等の分野で、新たなデジタル製造ソリューションを提供します。これはコラボレーティブなマニュファクチャリング・ハブ環境の導入および利用における効率性を向上し、製品設計と製造エンジニアリングの間の障壁を取り除きます。