Jul 08 2004

Dassault Systèmes と北海道大学、アカデミック・パートナーシップを締結

CATIA V5 および CAA V5 により新世代の IT ものづくりを創出

Tokyo, Japan and Paris, France ー July 8, 2004 ー Dassault Systèmes(Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は 2004年7月8日、北海道大学と PLM (プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)テクノロジーにおいてアカデミック・パートナー契約を締結したと発表しました。この契約により北海道大学とその研究パートナーは、札幌ITカロッツェリア構想* における基礎研究分野「次世代工業デザイン手法研究開発プロジェクト」において、Dassault Systèmes の CAA (Component Architecture Application) V5 をベースの一部とした優れたインターフェースをもつ次世代モデリングソフトウェアを研究開発していきます。

「次世代工業デザイン研究開発プロジェクト」は、ITプロダクト(携帯電話、通信機器などの電気・電子製品)の意匠形状の高速な作成、試作、形状の評価、組み込みソフトウェアの挙動シミュレーションを行う次世代のコンピュータ支援ソリューションを研究開発することを目的としています。CAA V5は、多重解像度メッシュモデリング、デザインスケッチからのメッシュモデル化を実現するための基本ソフトウェアとして採用されています。従来のSplineやBezier等の解析式による3次元形状表現に対して、多重解像度メッシュモデリングは次世代の3次元形状表現として、簡易的な表現から複雑な形状表現、形状の変更を同一のデータで行う事ができ、例えば、インターネットなどを通じて、複雑な形状をやりとりすることも可能となります。Dassault SystèmesはCATIA V5とCAA V5などのソフトウェアとトレーニングの提供、ならびに研究開発を効率的に進めるためのコンサルティング・サービスを提供し、この開発プロジェクトを全面的に支援しています。

また、北海道大学では、学生がCAD/CAMシステムの基本/先進的な機能を学習するための中心システムの一つとしてCATIA V5を採用しました。同校は、システム工学科の学生向けにCATIA V5をベースにした、「デジタル・ジオメトリック・モデリング」と「メカニカル・シミュレーション」のふたつの教育カリキュラム・コースを開講予定しています。

北海道大学、設計工学 システム部門 助教授の金井 理氏は、「市販ソフトウェアの各種カーネルを調査した結果、世界のトップ企業で活用されておりグローバルに展開している、CATIA V5とそのアーキテクチャーであるCAA V5を採用することを決めた。Dassault Systèmesとのリサーチ・コラボレーションは、スタイリング設計、そして使い勝手を考慮した設計の技術的融合という点で、開かれたビジネスチャンスを提供するものだ。世界をリードする先進テクノロジーを教育カリキュラムに取り込めることを大変光栄に思うとともに、Dassault Systèmesとの今後の技術交流にも期待している。」と述べています。

Dassault SystèmesのExecutive Committee advisorであるFrancis Bernardは、「先進的かつ実践的なアカデミック研究の領域でCAA V5が採用されたことは、大変喜ばしいことだ。Dassault Systèmesの最先端のテクノロジーと北海道大学における最先端の研究の融合により、新たな技術イノベーションが創出されることを期待する。」と述べています。

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