May 10 2013

ダッソー・システムズ、SIMPOE社の買収を発表

プラスチックの設計・製造プロセス向け射出成型シミュレーションの導入により
3Dエクスペリエンス・プラットフォームをさらに強化

2013年5月7日 仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発プレスリリース 日本語参考訳 — 3Dエクスペリエンス企業であり、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は本日、プラスチックの射出成形シミュレーションのリーダーであるSIMPOE社の買収を発表しました。フランスのトルシーを拠点とするSIMPOEの買収は、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームならびにSIMULIA、CATIA、SolidWorksの各アプリケーションを強化し、多様な材料にも対応可能な、市場で最も強力な製造シミュレーション・ソリューションのポートフォリオを同社にもたらします。SIMPOE は、主要部品の設計者、製造者、金型メーカーなど、3,000社ものユーザー企業をはじめ、キヤノンやパナソニックも利用している、プラスチック射出成形シミュレーションの代表的なソリューションを提供しています。本件の買収額は非公表です。

ダッソー・システムズ社長兼最高経営責任者であるベルナール・シャーレスは次のように述べています。「プラスチックは、今日の製品に不可欠な部品です。プラスチックは、その形も製造工程も、日々、複雑化し、しかも、市場投入までのスピードはますます上がっています。従って、プラスチックの設計・製造プロセスの簡素化は、多くの産業でものづくりに不可欠となっています。SIMPOEのシミュレーション技術は、設計や射出成形アプローチを速やかに検証できるという点で、当社の3Dエクスペリエンス・プラットフォームに貢献します。」

プラスチックの射出成形は、プラスチックの成形工程の中でも最も一般的なもので、複雑かつ洗練された部品の大量生産に使用されています。プラスチックの射出成形工程全体をカバーするSIMPOEの包括的ソリューションは今後も継続して提供されます。拡張性に富むSIMPOEの各製品は、シンプルなものから先進的なものまであらゆる機能をカバーし、現行のソリューションであるSIMULIA、CATIA 、SolidWorksのプラスチック部品領域を補完します。ダッソー・システムズはこれまで、複合材ならびに板金材料の設計・製造において高い専門性を誇ってきましたが、SIMPOEのテクノロジーによってプラスチック部品領域にもこの専門性を活かせることになり、さまざまな材料をカバーできる包括的なエクスペリエンスを提供できるようになります。

プラスチック製品の設計会社であるhondaDesign, LLC(米国) 社長のEd Honda氏は次のように述べています。「射出成形用金型の冷却工程解析および成形部品の反り予測などの先進技術を搭載するSIMPOEソリューションの全製品群を利用する企業として、ダッソー・システムズによるSIMPOE買収を歓迎します。そして、SIMPOEの技術を長年使用してきたものとして、当社の選択は間違っていなかったことを証明されたと感じています。」

SIMPOEの最高経営責任者(CEO)であるAlain Dubois氏は次のように述べています。「この買収はSIMPOEとその顧客企業やパートナー企業にとって、大変素晴らしいものです。当社はダッソー・システムズと過去5年間にわたり緊密な協力関係にあり、ダッソー・システムズの顧客への熱い思いや、製品とそれが実際の社会にもたらすエクスペリエンスとの調和を重視する同社のビジョンを目の当たりにしてきました。SIMPOEのお客様は、ダッソー・システムズの提供するグローバルなサポート組織や研究開発への注力から多大な価値を享受することになるでしょう。今回の決定は、SIMPOEの技術をより広範なお客様にお届けし、プラスチックの専門家に向けたハイエンドな諸機能を引き続き強化しつつ、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス戦略において重要な役割を果たす好機となります。」

買収は2013年4月18日に完了しました。