Mar 17 2011

ダッソー・システムズ、Intercim社を買収

DELMIAが生産現場のデジタル化による生産革新を推進

2011年3月17日、仏ベリジー、米国ミネソタ州セントポール発プレスリリース 日本語参考訳 - 3DとPLM (プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(本社:仏ベリジー、Euronext Paris: #13065, DSY.PA)と、規制の厳しい業界向け製造性検証ソリューションのマーケット・リーダーであるIntercim LLC社は、本日、ダッソー・システムズが3,650万米ドル(企業価値ベース)でIntercim LLC社を買収したことを発表しました。
 
製品の革新のためには生産の革新が必要ですが、このたびDELMIA の仮想製造プラットフォームにIntercimが加わることで、お客様は、製造した製品が計画通り正確に製造されているかを実証でき、Intercimによる適合情報を認証プロセスに使用できます。ダッソー・システムズは、生産技術から実際の工場の作業にいたるまでデジタル管理手法を連続して提供することが可能となり、PLMの新たな一歩を拡げました。

製造の各ユニットは初回から正しく組付けることができ、生産意図に完全に適合し、認証に基づいて作業を実施することができます。このたびDELMIAで新しく提供される「認証」という側面は、安全性が製造工程内で大きな課題とされている航空宇宙業界やライフ・サイエンス業界において特に有効です。

Intercim社のCEOであるジョン・トッド(John Todd)氏は次のように述べています。「生産技術担当者は製造の進捗状況をリアルタイムに確認することができ、組織生産や能力に応じた生産設計を行えます。また、製造担当者は発生した問題を診断し、生産技術担当者に提示できるようになります。」

グローバル化は産業界の大きな流れになっていますが、グローバルな生産システム構築のためには、高度な製造工程と低コストが両立できる生産ネットワークが必要です。DELMIAのグローバル生産システム用デジタル・モデリング、シミュレーション、オンライン実行機能を活用すれば、企業は生産システムをフル稼働させながら、新しいコンセプトをバーチャルに検証できるようになります。

DELMIAとIntercimが融合することで、製造現場と生産技術が、瞬時に製造している製品について基準に対する不適合や逸脱の可能性があるかを確認できます。お客様は問題解決にかかる時間を短縮し、製品品質の向上、生産効率の向上が実現できます。

ボーイング社のプロダクト・システム担当副社長であるナンシー・ベイリー(Nancy Bailey)氏は次のように述べています。「弊社では、製造性検証の機能を盛り込んだ、このたびのPLMの拡張を歓迎します。弊社の主要サプライヤーの1社であるダッソー・システムズにより、787プログラムで使用されているIntercim社のVelocityシステムのサポート基盤がより強固なものなるとともに、さらなるイノベーションに期待します。」

ダッソー・システムズのDELMIAブランド CEOであるフィリップ・シャーレス(Philippe Charlès) は次のように述べています。「今回の発表はダッソー・システムズのPLM戦略を裏付けるものであり、デジタル・マニュファクチャリングが製造現場の新しいユーザー層に広がります。Embraer社をはじめとする航空宇宙業界のお客様には、グローバルな製造オペレーションを計画、運営するためにDELMIAとIntercimを選定いただいています。このたびの買収は同業界に対して弊社が注力していくことを示すものです。」

このたびの2004年以来のダッソー・システムズのパートナーであるIntercim社買収は、ダッソー・システムズのV6プラットフォームに統合された、Intercimのウェブ・ベースの製造性検証ソリューションを、航空宇宙及び防衛産業に提供するとした2008年6月の覚書(Memorandum of Understanding)、2009年の少数株の取得、2010年のマスター・リセーラー契約を受けています。