Jun 22 2011

欧州最大手の航空・宇宙企業Astrium社およびEADS Innovation Works、ダッソー・システムズと連携して未来の宇宙飛行体を設計

専門分野間のコラボレーションを促進し、エンジニアリング・プロセスを最適化

2011年6月22日仏ルブルジェ(パリ航空ショー)発プレスリリース日本語参考訳  – 3Dとプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は本日、ヨーロッパ最大手の航空・宇宙企業Astrium社およびEADS社の企業技術研究ネットワークであるEADS Innovation Worksと共同で、ダッソー・システムズのバージョン6プラットフォームを基盤に、イノベーティブで画期的なコンセプトであるファンクショナル・デジタル・モックアップ(以下、FDMU)を採用し、Astrium社およびEADS社のエンジニアリング手法を強化するソリューションを開発するプロジェクトを発表しました。

FDMUは、主に飛行体の3D形状を扱うデジタル・モックアップとは異なり、設計検討フェーズにおいて重要な役割を果たします。さまざまな設計情報を単一環境内で「見える化」するダッソー・システムズのRFLP(要件管理: Requirements、機能設計: Functional、論理設計: Logical、物理設計: Physical)コンセプトを基盤にCATIA、ENOVIAおよびSIMULIAを使うことで、開発のあらゆる段階における専門分野間のコラボレーションにまったく新しい局面をもたらします。

本プロジェクトは、異なる専門領域間のチームワークを強化することで、これまで見落とされてきたであろう設計案が前面に浮上し、早い段階で検討可能となることを実証する狙いがあります。

Astrium社のサブオービタル スペース プレーン・プロジェクトマネージャー兼チーフエンジニア(Suborbital Space plane Project Manager and Chief Engineer)であるChristophe Chavagnac氏は次のように述べています。「我々は専門分野の異なる者同士が開発プロセスの各段階でコラボレーションを推進することで、エンジニアリング・プロセスを改善できると確信しています。当社がダッソー・システムズとのパートナーシップを決めた理由は、設計をめぐるやり取りを合理化する上で、FDMUが革新的な手法をもたらすと考えたためです。」

航空機ならびに宇宙飛行体の開発は、多数の部門がエンジニアリング・プロセス全体を通じて自らのノウハウや専門性を提供し、協力することで成り立っています。推進装置、空気力学、システムなどの複数部門が、未来の飛行体の様々なバリエーションを検討し、複数の専門領域に関わる要件から最もバランスのとれた設計案を作成していきます。設計検討フェーズの目的は、できるだけ早い段階に最適な部品や飛行体の構成を検討し、関係者間の合意を形成することです。

Astrium社のCIOであるJean-Paul Defransure氏は、さらに次のように述べています。「我々は本プロジェクトを通じ、イノベーティブなソリューション、プロセス、そして手法を導入することで、製品化までの期間の大幅短縮、そしてデザイン・トゥ・コスト(DTC)手法の改善というAstrium 社およびEADS全体にとって重要な二つの目標を推進していきたいと考えています。我々はダッソー・システムズとともに、次期産業プログラムにおいてこれらのイノベーションの導入スピードを加速していけるものと期待しています。」

ダッソー・システムズの航空宇宙・防衛産業担当バイス・プレジデント(Vice President Aerospace & Defense Industry)であるPierre Marchadierは次のように述べています。「Astrium様とEADS Innovation Works様が航空宇宙分野におけるこのエキサイティングで非常にやりがいのあるプロジェクトにおいて、当社のバージョン6ソリューションを採用してくださったことを大変光栄に思います。我々は、かつてない複雑なシステムをデジタルで作成しシミュレーションできるよう支援します。機械設計、システム・エンジニアリング、そしてシミュレーションに関わるすべてのキープレーヤーが、協力し、共同開発を進められるようになります。ダッソー・システムズは、航空宇宙・輸送機械産業の新しい時代を切り開くAstrium社様とEADS Innovation Works様の夢の実現をサポートして参ります。」

本プロジェクトは2011年末までに初回の結果がまとめられる予定です。

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