サプライチェーン管理

現在の自動車業界は、質の高い車をより速く、しかもより安く市場へ送り込まなければならない状況下に置かれています。多くのメーカーは、トータル・コスト・マネージメント(TCM)を前面に出し、売上原価 (COGS)を削減しつつ収益性を上げるために下請けサプライヤーの技術を把握&活用しようと試みています。TCMの重要要素となる戦略的ソーシング手段によりCOGSを削減すると言う目的は、サプライヤーに低価格を要求するのではなく、むしろ全関連組織が収益性を期待できるコラボレーションを確立することが基盤となっています。アウトソーシングの増加などによって自動車業界が変革を迎える中、このようなコラボレーションこそ必要不可欠要素になりつつあるのではないでしょうか。 

 

ダッソー・システムズ(DS)のAutomotive Supply Chain Management ソリューションは、自動車製造業者の皆様およびサプライヤーの皆様に、調達サイクルを管理するために必要な、要求の収集から進行中の業務の追跡および調達ベース・パフォーマンスの改善までを網羅するツールセットをご提供します。本ソリューションにより、サプライチェーンをプロフィールごとに分類するプラットフォームが利用でき、サプライヤーの所在地、調達能力などが構造的にわかるようになります。一旦、フレームワークが確立されると、OEMの皆様は、開発担当組織のニーズを効率良く伝達し、調達ベースのニーズを満たすことができるようになります。バイヤーの皆様は、リアルタイムで共有されるドキュメント、仕様、その他の関連情報によって、規模の大きな見積もり依頼 (RFQs)を作成・管理することができます。これにより、交渉のプロセスを改善しつつ、潜在サプライヤーとの間のコミュニケーションと相互理解を高めます。

自動車サプライヤーの決定は開発プロセスのなかで最も重要な決定の1つです。従って、自動車サプライヤーを選ぶ過程は企業の活動のなかでも大切な活動であるといえます。多くの場合、製品納入までにかかる総原価の大半を占めているのは外部発注の資材ですが、その発注内容はこのプロセスにおいて定義されます。決定は容易に下されるのではなく、数多くの様々なサプライヤーの複雑な情報を収集・整理・分析して行われます。ダッソー・システムズのソリューションは、バイヤーの皆様がこの情報を集め、効率的に比較・分析するお手伝いをします。また、バイヤーの皆様がサプライヤーの回答全体を客観的に見るために、許容基準をつくることもできます。

 

自動車の資材調達プロセスは、契約先が決まった時点で終るわけではありません。契約締結後も重要な情報が交換されます。ダッソー・システムズのソリューションは、自動車OEMの皆様とサプライヤーの皆様が、製品開発の全段階を通じて継続的に協働することを可能にし、推進力を維持し、コストのかかるミスコミュニケーションを防ぎます。変更要求を管理したり、サプライヤーとの得点表を保存できるほか、品質計画をOEMとサプライヤーが共同で立てることができます。このようなパフォーマンス追跡による過去の情報を将来の調達活動に利用し、効率的な製品開発・発売に適したサプライチェーンを確保することができます。

 

Automotive Supply Chain Management ソリューションには以下の機能が含まれています:

  • サプライヤー・データベース管理
  • E-RFx & RFP管理
  • 契約管理
  • サプライヤー新規開拓、評価&管理
  • 代替設計管理
  • コンポーネント・ライブラリ管理
  • コンポーネント・ライフサイクル管理/再利用/使用履歴追跡
  • マテリアル報告
  • PPAP/サプライヤー コラボレーション
  • PPAP/PSW(製造パーツ認証プロセス/使用パーツの規制準拠保証

サポート製品: ENOVIA Sourcing CentralENOVIA Supplier CentralENOVIA Supplier RepresentativeENOVIA Quotation CentralENOVIA Buyer AnalyticsENOVIA Live Collaboration

当社は、サプライヤーにデータのコピーではなく当社の生のデータベースにアクセスしてもらうことにより、コラボレーションの効率を図ろうとしています。そのため、当社と取引のある全てのサプライヤーがENOVIAを使用するか、またはENOVIAにアクセスできることを目指しています。

Darren Cairns Integral Powertrain