システム・モデリングおよびシミュレーション

プラントの設計は大がかりな作業です。プラントは、メカニカル、配管、計装、電気、鉄骨構造、土木技術などさまざまな分野のシステムやサブシステムから構成されており、さらにこれらのシステムは相互に関係する機能を持っているため、入念な調整が必要とされます。優れたシステムを設計する上での第一の目標は、作業安全性を最大限に高め、環境負荷を最小限に抑えつつ、要求された生産レベルを満たすことです。 プラントのライフサイクルでは点検、保守、改造、解体などの作業を行うために、施設を定期的に、全面的または部分的に操業停止・再開する必要があります。これらの作業中にシステムやサブシステムが相互に与え合う影響を追跡・予測できることは、作業員の安全を確保し、停止時間を最小限に抑えるうえで非常に重要です。

ダッソー・システムズ(DS)の包括的なプラント・ライフサイクル・マネージメントの一部であるシステム・モデリング・アンド・シミュレーション・ソリューションは、統合された分野横断型のシステム開発プロセスの定式化、共有、管理を支援します。 RFLP(要件仕様、機能、論理、物理)のインフラストラクチャーを中核として、技術要求の収集管理を可能とし、システム定義、機能、論理、物理、シミュレーションにわたって完全なトレーサビリティを提供します。

 

システム・モデリング・アンド・シミュレーション・ソリューションでは、システム開発に関わるすべての作業を、統合されたプラントまたは資産定義に集約できます。メカニカル、電気CAD、油圧、配管、空調といった多様な分野を共通のプラットフォームに集合させることで、コラボレーションとイノベーションを推進できます。 これにより、エンドツーエンドのプロセスの最適化、複数分野にまたがるシステム・モデリング、シミュレーション、解析(機能障害解析を含む)など多くのメリットが得られます。すべてのエンジニアリング領域を統合した、システム・エンジニアリングに対する、包括的なアプローチにより、コスト面と安全面を最適化しつつ、物理的資産の品質と生産性を高めることができます。

ダッソー・システムズのプラント・システム・モデリング・アンド・シミュレーションの主な機能:

  • 要件管理
  • 機能分析
  • 論理設計
  • システム・モデリング
  • システム・シミュレーションと最適化
  • 物理システム・アーキテクチャ定義
  • 信頼性解析とシミュレーション

対応ブランド: CATIA

ITERの耐用年数は35年です。従って、長期間の協業が可能な企業が手がける世界クラスのソリューションを必要としていました。私たちはダッソー・システムズとMicrosoftを選択したことにとても満足しています。

Stefanio Chioccio氏 設計統合セクション・リーダ、ITER(国際熱核融合実験炉)、