デジタル・プラント・アセット・マネージメント

発電所、オフショア石油掘削基地、石油精製所は、さまざまな技術領域が関わる、高価値で寿命の長い資産とシステムからなる複雑かつ大規模な集合体です。機械設備、配管・計装、電気器具、架構、土木技術、プロセス自動化システムなどが含まれます。施設の稼動中は、多くの関係者がさまざまな理由から設備に関する情報を必要とします。ライフサイクル全体を通じて、設備に対し設計やエンジニアリング上の変更、保守、アップグレード、改造、交換が発生すると、そのステータスや属性も変わります。こうした変更は設備資産のライフサイクル履歴にすべて記録され、オンラインでデジタル表示されなくてはなりません。また、最新のドキュメンテーションにも反映される必要があります。プロジェクトのライフサイクル全体を通じて、設備に影響を与える変更や修正が改訂履歴にきちんと反映されなければ、プロジェクト・チームからオーナー・オペレーターへの施設に関する情報の引渡しが遅れてしまいます。例えば、施設の起ち上げと試運転のための情報が速やかに引き継がれなかった場合、遅延によって発生するコストにより、企業の前受利益のうちかなりの金額が失われる可能性もあります。

ダッソー・システムズ(DS)のインテグレーテッド・プラント・エンジニアリングおよびエフィシェント・プラント・オペレーション・インダストリ・ソリューション・エクスペリエンスは、どちらも構成管理プロセスを提供します。権限を付与された関係者は誰でも デジタルなプラント情報にアクセスでき、ライフサイクル全体を通じてそうした情報を管理するプロセスを含め、包括的なデジタル管理を実現します。 ダッソー・システムズのPLMシステムは、設備に加えられるすべての変更に関する情報を動的に更新し、関連性や関連プロセスを含む改訂履歴を保存します。運用や保守の担当者は、新しい業務指示を受け取り、マネージャーは、コメントの入力や、承認を求めて提出された作業内容にマークアップ付けを行うことができます。作業チームは、タスクや課題に協力して取り組めます。管理プロセスも含めて、信頼できる施設情報が最新の状態で一元管理され、オンラインで視覚的に検索・表示できます。

 

ダッソー・システムズが提供するテクノロジーにより、ユーザーは自身で情報をコントロールし、単調な事務的管理作業を削減し、エネルギー産業の厳しい競合環境でより効率的に業務を遂行できるようになります。設計指向型の企業が施設の施工段階にしか適用できない技術データ、ドキュメント、CADを管理するのに対し、ダッソー・システムズは運用、保守、デコミッショニングを含む施設のライフサイクル全体を通じて重要な施設データを管理するシステムを提供します。 さらに、ダッソー・システムズのPLMシステムは、オープンで拡張性と柔軟性を備えているため、多くのお客様の要求事項に合わせてカスタマイズできます。

デジタル・プラント・アセット・マネージメント・ソリューションの主な機能:

  • GBS/PBS地理的、機能的部品表(BOM)のナビゲーション
  • ワークフローの自動化とプロセス管理
  • 保守計画および操業停止計画
  • 作業指示とドキュメンテーション
  • 危険とリスクを軽減する課題管理
  • 設備およびシステム点検報告
  • 設備交換
  • 技術文書および仕様管理

対応ブランド: ENOVIA

長期間にわたってプラントの変化を追跡することはとても重要です。ENOVIAは、長い年月にわたって変化するプラントのニーズに柔軟に順応してくれます。

Lars-Martin Arendal氏 CAD システム/設計エンジニア、Preem Petroleum