パーフェクト・テスト

仮想試験で設計仕様を満たし、パッケージ開発を促進

デザイナーとエンジニアは、新パッケージの製造、梱包、店舗への出荷が可能かどうか確かめる必要があります。従来、エンジニアはパッケージがすべての技術基準を満たしていることを確かめるために、多くの時間と労力、リソースを費やして、何度も実際の容器を使った試験を実施していました。パッケージ設計につまずくと、エンジニアは設計上の欠陥を特定しようと試行錯誤しますが、コストがかさみ、製品発売の時期が遅れることがよくありました。

パーフェクト・パッケージの仮想試験によって、デザイナーは設計したパッケージがライフサイクルの各段階でどのような挙動を示すのかをシミュレーションし、コストの削減、持続可能性の向上、市場投入までの期間短縮を実現できます。パッケージングエンジニアと製造エンジニアに共通プラットフォームを提供することで、実際の容器を使って試験するよりも大幅に短い時間でデザインを最適化できます。その結果、理想的な消費者エクスペリエンスをもたらし、消費者の購買意欲を駆り立てるパッケージが実現します。

パーフェクト・パッケージでは、複雑な最適化とシミュレーションをモデルにカプセル化して埋め込むことで、シミュレーションを専門としない分野のユーザーが、手軽にシミュレーション・プロセスを利用できるようにします。ユーザーは、シミュレーション・プロセスを容易に効率化し、積み重ね、破砕、落下、スロッシングなどがパッケージに及ぼす影響をシミュレートして、デザインを検証できます。

さらにパーフェクト・パッケージでは、消費者の満足度を高め、地球環境に優しい持続可能な包装容器の開発方法を模索するデザイナーやエンジニアに支援を提供します。パッケージ・エンジニアは、材料の使用量を削減する方法を見いだすことで、結果として廃棄物を削減できます。製造エンジニアはボトルを解析して、輸送費と二酸化炭素排出量の両方を削減する軽量化を図りながら、最も効率的な方法で順調に製造、充てん、出荷が可能かどうか確かめることができます。

主な特徴とメリット

  • 設計プロセスの早い段階でさまざまなデザインを評価し、シミュレーション・データの検証を基にした意思決定を実現 

 

  • リアリスティック・シミュレーションのIPを取り込んで再利用し、企業のベスト・プラクティスを活用することで、シミュレーション結果の信頼性を向上

 

  • コラボレーションを強化し、シミュレーションを専門としないユーザーのために、性能結果を高いレベルで可視化することでシミュレーションから得た洞察を共有し、パッケージ性能と製造実現性を評価

 

  • 高性能コンピューティング・リソースを使用することで大規模モデルの解析時間を短縮し、より多くのデザイン案を検討

SIMULIAの解析によって設計変更が必要なことがわかると、CATIAのモデルにその変更が反映されます。こうして設計サイクル時間を50%削減できました。

Suresh Krishnan氏 グループ・マネージャー、アドバンス・エンジニアリング・サービス、Amcor社