ファサード・デザイン・フォー・ファブリケーション

設計からファブリケーションまで、ファサード・デザインをつなげる

建設プロジェクトでは、無駄の割合が25%を超えますが、その多くは建物のファサード(外面)に関連するものです。これらの無駄は、冗長な設計、未使用に終わった資材、余剰人員、施工のやり直しなどの要因で発生します。現状のBIMテクノロジーでは、製作図、施工図の承認ファブリケーションや施工プロセスから切り離されています。これは、不具合や手直しに関する問い合わせ(情報提供依頼書)の増加につながります。このようなBIMソフトウェアでは、製造に渡すための3Dモデル形状作成には限界があり、設計者は複雑な形状のファサードを思うように設計できません。ユニークな形のファサード・パネルが大量に必要なプロジェクトでは、搬入計画や施工プロセスの管理が非常に難しくなります。

クラウドベースの3Dエクスペリエンス®プラットフォームで構築されたファサード・デザイン・フォー・ファブリケーション・インダストリー・プロセス・エクスペリエンスは、統合されたBIM環境で、企画から設計、ファブリケーション、施工まで、プロジェクト情報を最初から最後まで効率よく連携します。企画段階から形状決め、治具の設計に至るまで、建物の外装の設計とシミュレーションを行います。金属パネル、光沢加工、二方向の曲率、圧力、引っ張り、被覆加工など、施工状態や荷ほどきを考慮して詳細に設計し、図面化します。パラメトリック、コンピュテーショナル・デザインのモデリング手法を活用して生産性を高め、ナレッジ・デザインを生かしてプロジェクトを最適化します。

ファサード・デザイン・フォー・ファブリケーションは、高度なコラボレーションを可能にします。人材、テクニック、テクノロジーを適切に組み合わせ、高いパフォーマンスと価値を産み出し、環境への配慮や無駄を減らします。

主な機能とメリット

  • あらゆる設計に対応します。多彩なモデリング機能とクラウドの柔軟なパフォーマンスを活用できます。
  • 製造と据え付けを考慮して設計します。初期のモデルを設計から製造や据え付けのフェーズまで活用することで、無駄ととやり直しを減らし、プロジェクトの全体的な管理を可能にします。
  • 設計フェーズ全体でデータをシームレスに連携します。オーサリングから膨大な量のデータ処理まで「同一ページ」で行えるので、チーム・メンバーのコラボレーションが促進されます。
  • 3Dエクスペリエンス・プラットフォームの効果を活用できます。データ オリエンティッドなコラボレーションを使用して統合BIM環境でプロジェクト開発に取り組めます。プロジェクト分野の関係者がプロジェクト・データや設計モデルにリアルタイムで同時アクセスができます。ダッソー・システムズのAECデータ・モデルで、複数のCAD形式、BIMデータを統合します。