航空宇宙システム・エンジニアリング

多くの要素から成る航空宇宙・防衛(A&D)プログラムを首尾よく統合させるうえで、システム・エンジニアリングは 常に大切な役割を果たしてきました。製品性能を改善するべくソフトウエア集約システムを頼りとして最新航空機が建造されている今日、システム・エンジニア リングの重要性は益々高まっています。動力、始動、航法など、航空機において決定的な役割を担う機能も、ソフトウエア集約システムに支えられています。そ れゆえ、航空宇宙システム・エンジニアリングは、デザイン・シンセシスから品質・信頼性解析を経て組込みソフトウエア 管理に至る幅広い範囲を網羅するようになりました。ソフトウエア集約型製品の開発プロジェクトは予算オーバーとスケジュールの遅れを伴いがちなため、製品 コストの大部分が決まる開発プロセスの初期に航空宇宙システムを設計・最適化しなければなりません。

ダッソー・システムズ(3DS)のAerospace Systems Engineering ソリューションは、航空宇宙・防衛企業の皆様に様々なレベルのシステム・エンジニアリング機能をご提供します。当ソリューションの中心に存在するのは、最初の要求仕様から最終製品までを網羅するトレーサビリティーを可能にするRFLP(要求仕様、機能、論理構成、3Dの物理形成)のインフラです。要求を捉え、機能アーキテクチャと論理アーキテクチャを定義し、IVVQ(統 合、検証、確認、認証)などの様々なメソッドでシステムを解析し、製品挙動のモデル化や安全性解析を行う機能を活かしてみませんか。計画のために、要求仕 様を分解し、製品アーキテクチャを構成する機能に割り当てることもできます。また、機能的要素を物理的要素に分配し、選択型のサブシステムおよびその使用 条件と確認計画を定義することも簡単にできます。

ダッソー・システムズのPLMシステムなら、製品開発の取組全体を単一・統合型の製品定義に一本化することができるので、様々なエンジニアリングの専門分野が共通のプラットフォームで協働し、イノベーションを進めることができます。そして、分野横断型システムモデリング最適化解析やシステムレベル構成管理などの多くのメリットがもたらされます。

システム・エンジニアリングの総体的アプローチを採用し、力学、電気、水力、空調、ソフトウエアを含む全ての技術専門分野を統合することにより、航空宇宙・防衛企業の皆様はコストを最適化しつつ製品のクオリティーと性能を大幅に上げることができます。ダッソー・システムズのお客様企業は、当ソリューションを活用してコラボレーション効率の50%上昇とプログラム仕様におけるリスクの50%削減を達成し、1年以内に投資を回収し、何十億ドルものコスト削減を実現しました。

Aerospace Systems Engineering ソリューションには、以下の機能が搭載されています。

  • 要求管理
  • 機能解析
  • 論理システム設計
  • IVVQ (統合、検証、確認、認証)
  • 信頼性解析

ENOVIAにより、当社では150人の関係者全員が製品とプロセスに関する単一・共通のデータ表示を見られるようになりました。これにより、関係者たちの間に全体の一員であるという一体感が生まれ、相乗効果が得られました。

François Chivot Manager Systems Engineering Methodology and Tools, Dassault Aviation