• Share
  • Facebook
  • Twitter

 

氷山を牽引することは可能か?

Dymolaソフトウエアを活用した何ヶ月にもわたる集中的コラボレーションの結果、ついに研究チームは氷山の輸送に関連するすべての要素を統合したモデルを完成させることができました。


- 時間や場所に関係なく輸送船団が遭遇する可能性のある気象データや海洋学データと、それらが輸送船団の動きに及ぼす影響


- 流体/熱シミュレーションからわかる融解の法則。これにより、出発から到着までの輸送中の氷山の溶け方の観察が可能


- 特に様々な自然の影響下(風、海流、うねりなど)での氷山と輸送船団の動き方、タグボートの牽引力と燃料消費量、空気と水の抵抗が氷山やタグボートに及ぼす影響、地球の自転(コリオリ効果)などの物理現象

ダッソー・システムズの専門家がDymolaソフトウエアを使って、ニューファンドランド付近の氷山の出発点とカナリア諸島の目的地のGPS座標を 入力し、輸送船団の出発日(6月3日)と氷山を牽引するタグボートの台数および牽引力を選びます。そして、現実世界で船長が選択する一般的な操 縦法を選択します。シミュレーションは2分で完成し、航行の全体の距離、到着時に残っている氷山の量、燃料消費量などのシミュレーション結果がすぐに出ます。また、輸送船団が辿った航路全体を表した緻密な曲線が地球全図に示されます。シミュレーションをスローモーションで再現し、時間の経過とともに何が起 こるかを観察し、様々なパラメーターによる現象の因果関係を解析することもできます。特に、到着時に残っている氷の量やタグボートの燃料消費量を、輸送船団が辿る 航路ごとに推論することが可能です。時速15kmの平均速度では、どの航路でも約150日かかることがわかりました。

科学ドキュメンタリー番組をご覧ください

Watch the scientific TV documentary and have a chance to win the blu-ray edition

関連情報

動画: 氷山の輸送をシミュレーション

動画: ケーブルの抵抗力を解析