Bernard Charlès(ベルナール・シャーレス)

エグゼクティブ・チェアマン

未来を創出

ベルナール・シャーレスは、2024年1月からダッソー・システムズのエグゼクティブ・チェアマンを務めています。 バーチャル・ユニバースの世界的なリーダーであるダッソー・システムズは現在、世界トップ10に入るソフトウェア企業です。

ベルナール・シャーレスは、2024年1月からダッソー・システムズのエグゼクティブ・チェアマンを務めています。1995年から2022年までは最高経営責任者(CEO)を、2023年は取締役会会長とCEOを務めました。

1983年に新技術開発チームの指導者としてダッソー・システムズでのキャリアをスタートしたシャーレスは、1986年に新技術研究開発部門および戦略部門を創設し、1988年には戦略研究開発部門の代表に抜擢されました。

シャーレスはダッソー・システムズにイノベーションを目指し続ける文化を浸透させ、当社が本来備えてきた科学技術面での強みを確固たるものとし、科学を当社のDNAとして刻み込みました。当社がこれまでデジタルモックアップ(DMU)、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)、3DEXPERIENCEといった新しいコンセプトを次々に打ち出してきた背景には、バーチャルテクノロジーは不可能を可能にするものであり、3DEXPERIENCEの世界はコンセプトをテストし、未来を創造し、夢と現実を結び付け、科学と想像力の限界を押し広げて社会の進歩を推進するための最も強力な手段である、というシャーレスのゆるぎない信念があります。

シャーレスは、当社が重点を置く3つの経済セクター(製造業、都市・インフラ、ライフサイエンス&ヘルスケア)において、ダッソー・システムズを、持続可能なイノベーション実現に最もふさわしいパートナーへと育て上げました。 1981年創業のダッソー・システムズは、バーチャル・ユニバースの世界的なリーダーであり、フォーブスの「世界で最も革新的な企業(The World‘s Most Innovative Companies)」にもランクインしています。

シャーレスは、哲学者のピエール・ミュソ(Pierre Musso)と「La Renaissance de l'industrie(インダストリー・ルネサンス)」を共著し、産業を持続的に変革するバーチャル・ユニバースの力について論じています。

シャーレスは全米技術アカデミー(NAE)の外国会員であり、フランス工学アカデミー(Académie des technologies)の会員でもあります。またレジオンドヌール勲章(コマンドゥール級)を授与されています。シャーレスはフランスのカシャン高等師範学校の工学課程で学び、機械工学の博士号を得ています。専門はオートメーシ工学と情報科学です。フランスの教授資格として最高位のアグレガシオン(専門:機械工学)も取得しています。